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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004304647
みんなの感想まとめ
職人の生き方や知恵に焦点を当てた本作は、対談やインタビュー、講演録を通じて、職業の本質を探求しています。「職業に貴賎はないが、生き方には貴賎がある」というテーマが根底にあり、著者の独特な視点が光ります...
感想・レビュー・書評
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著者、永六輔さん、どのような方かというと、ウィキペディアにはには次のように書かれています。
永 六輔(えい ろくすけ、本名:永 孝雄(えい たかお)、1933年(昭和8年)4月10日 - 2016年(平成28年)7月7日)は、日本の放送作家、作詞家。
テレビやラジオなどを中心に活躍。軽妙な語り口と歯に衣着せぬトークで人気を集めた。1961年7月に坂本九により初演され、その後世界中でヒットしたポップソング『上を向いて歩こう』の作詞者として知られる。また短く簡単な言葉で物事の本質を突く、短文の名人としても知られ、著作も多い。『大往生』は200万部を超える大ベストセラーとなった。
私の父と、ほぼ同時代を生きた方になります。
私が若い頃、ラジオ番組で軽妙に語っていたのを思い出します。
で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)
「職業に貴賎はないというけれど,生き方には貴賎がありますねェ」モノをつくる職人さんたちならではの知恵に満ちた言葉の数々を軸に,対談・インタビュー,そして講演録などで構成する紙上バラエティ.『大往生』『二度目の大往生』に続く,ご存じ永六輔ワールド第3弾.著者いわく,「僕はこれを一番書きたかった」.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すーっと読めてしまいます。たわいもないことが多いと思いがちですが、なかなか奥も深いです
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「職業というより生き方」という職人の世界。
客観的なレポートとは異なる、永さんの独特な
スタンスだから見えてくるモノがある。 -
職人語録がおもしろい。ギャップ法のオンパレードw
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職人さんの言葉には味がある。
講演の内容も良かった。
苦労なんて耐えるものじゃない、苦労とは楽しむものです
近頃の若い連中だって、きちんと説明してやればけっこう仕事はこなしてくれます。
やあ見事なものだと思う時もあります。
<好きなようにやってみな。というと、何もできないのが不思議です。
氷が溶けて□になるという問題がありました。正解は「水」。そこに「春」と書いた子がいました。
人生、答えは一つじゃないんです。
盆栽は育てたら盆栽じゃない。育てない、何百年たとうが育てないようにして生かしておく。だから盆栽なんだ。 -
20年来の付き合いがある親方がお年玉に弟子たちへ曲尺を渡したところ、警察に叱られたという一件をきっかけに、尺貫法復権運動を起こし拡げていく中で、曲尺・鯨尺など異なった尺度でモノつくりをしてきた職人さんたちと深い交流が生まれた事で、この一冊が作られたのではないかと思う。
この岩波新書の第1刷が1996年10月21日とあり、ざっと20年前。著者の永六輔さんは今年2016年7月7日に満83歳で永眠されました。
この本に収録されている職人さんたちの言葉やエッセイ、公演で語られている背景は、20年後の現在では既に跡形も無くなってしまっているのではないかと思われるが、うっすらと記憶を呼び戻す事ができた。
また、身近に溢れている諸々とは異なった尺度で、一味も二味も違う職人である永六輔さんという人物に、失って気づいた気がした。 -
『大往生』『二度目の大往生』に続く永六輔ワールド第3弾。著者曰く、「僕はこれを一番書きたかった」とのこと。友だちのKさんに、紹介してもらいましたお勧めしてもらいました。
前半は職人語録、「語る」「怒る・叱る」「つきあう」に分けてたくさんの言葉が並んでいます。
「職業には貴賎はないと思うけど、生き方には貴賎がありますね」
「もらった金と稼いだ金ははっきりと分けとかないといけないよ。何だかわからない金はもらっちゃいけねえんだ」
「褒められたい、認められたい、そう思い始めたら、仕事がどこか嘘になります」
「自分の作品を自分で売るようになると、品がなくなります。自分の子どもを自分では売らないでしょう」
等々
後半は対談や講演録をまとめたもの、著者の話術にはまりながら楽しく読みました。
モノづくりだけでなく、教育・福祉分野などの対人援助の仕事にも通じるなと思いました。対象者と向き合い受けとめ働きかけ(対個人だけでなくその人の暮らす地域や社会含めて)、そのことによってその人だけでなく自分自身も変化していく。積み重ねの歴史を歴史があり、確立された理論も多く存在しています。何を身につけどう歩むか、よく考えていく必要があるなと思いました。
短時間で気軽に読めていろいろと考えられるお勧めの一冊です。 -
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職人として生きてきた人たちの、武骨ながら人や道具、そして生き方への愛情溢れる言葉たちを集めた一冊。自分も職人肌なので、読んでいてしっくり来る表現が多かったです。頭で学んだことよりも、やってこなきゃ言えないことが短い言葉で語られている。一緒に苦労がしてみたい、そんな風に言ってもらえたら幸せですね。
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20150427読了
1996年発行。職人語録がたっぷり。●著者は尺貫法の復権運動を行い、伝統的な職業における尺貫法の使用継続を勝ち取った。その概要が記してある本。●一澤帆布の大将との対談。 -
職人のことばはいい
朴訥の中に真実は眠る
しかし、ことばより、モノに魂が込められる職人の世界だけに、本当の意味がまだわからない
もう少したってから再読したい -
永六輔さんの本は勉強になりますね*
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職人の気持ちがよく解る
日本人の心意気みたいなものを感じることが出来ました。 -
職人カッコいい。
自分も、
「誰某というえらい人がいてね…」
なんて言われなくて良いから、成果を残したい。
できれば、自分が手を引いた後もそこからまた成長していってほしい。 -
2013年2月22日、読了。
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人生の中で最も重要な本のひとつ。
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結局、職人とはどうあるべきかということは、自分自身で決めるものなんだと思いました。『職人よりも芸術家になりたがる人が多い』と書かれてますが、ある程度腕がついてきたら自分を表現したいと思う人が出てきても、僕は違和感は覚えません。昔も今も変わらない価値観だと思います。時代に沿って育てた職人は、時代が必要とする職人になるはずです。自分を磨いた上での自己満足が人を育てるってことでしょう。
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