ジャズと生きる (岩波新書 新赤版 467)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304678

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  • 日本が世界に誇るジャズの巨人、秋

  • シックスレモンズ、コージーカルテット、タバキンが出てきます。
    日本人でビッグバンドを率いた人がいるとは知りませんでした。
    ジャズの一つの形式としてのビッグバンドは、あこがれの的です。

  • [ 内容 ]
    満州からの引揚げ後、ジャズ・ピアニストの道を歩み出した少女は、才能と幸運に恵まれて、一九五六年、憧れの米国留学を果たし、本場ニューヨークで注目を浴びる。
    だが、立ちはだかる人種や性の壁、そして出産・離婚…。
    作曲・編曲家、ビッグバンド・リーダーとしても国際的に活躍する在米の著者が、波瀾に満ちた過去を初めてつづる自伝。

    [ 目次 ]
    1 満州に生まれて
    2 戦争、そして引揚げ
    3 ジャズ・ピアノの世界へ―福岡で
    4 東京暮らしの楽しさ、淋しさ
    5 シックス・レモンズ、コージー・カルテットの時代
    6 実現した渡米の夢
    7 バークリー音楽院に学びながら
    8 結婚、帰国、出産
    9 権力と芸術―ウィーン氏のこと
    10 離婚―音楽を捨てるか、娘を手放すか
    11 タバキンとの出会い、そしてロスへ
    12 ビッグバンド誕生―再びニューヨークへ

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 必要なのは、



    音楽も
    人も。


    「子どもも芸術も、共に100%の関心、献身的な愛情を必要とする。何ごとかを成し遂げる人間は一人でいなければいけない」

    「孤独を楽しめるということは、あくまでも独りではない、という前提のもとだからこそ。人間に一番大切なのは人間同士の愛情である」


    ひとりであって
    ひとりではない


    どちらのことも愛し

    どちらからも愛されたこの人だから

    成し遂げられたことがたくさんあったのだろう。


    凡人なわたしはせめて

    精一杯愛すことから始めなければ。

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