江戸の訴訟―御宿村一件顛末 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304708

作品紹介・あらすじ

嘉永二年(一八四九)、とある村で一人の無宿人が殺された。勘定奉行までが乗り出す大事件に巻き込まれ、裁判に奔走する村名主。その活躍を通して見える幕末期江戸の姿とは?暗躍する用人たち、官官接待の実際など、名主が残した日記や多くの周辺資料を駆使して、当時の社会の仕組みや、その中でうごめく人々の様態を活写する。

感想・レビュー・書評

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  • 嘉永2年(1849),とある村で1人の無宿人が殺された.勘定奉行までが乗り出す大事件に巻き込まれ,裁判に奔走する村名主.その活躍を通して見える幕末期江戸の姿とは? 暗躍する用人たち,官官接待の実際など,名主が残した日記や多くの周辺資料を駆使して,当時の社会の仕組みや,その中でうごめく人々の様態を活写する.

  • 裁判のため江戸に出てきた萩野中山藩(現在の神奈川県厚木市中荻野)の几帳面な名主、豪農・吟右衛門による日記と出納記録を解説したもの。
    名主の実兄は将軍様の御側衆に仕える頭取用人となっていた!など下手な時代劇より面白い。
    事実は小説より奇なり。

    こちらの日誌書き手の方がはるかに真面目だけど、同じ岩波新書の『ピープス氏の秘められた日記』を思い出した。

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