絵地図の世界像 (岩波新書 新赤版 480)

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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304807

作品紹介・あらすじ

中世の日本図に描かれた架空の陸地「羅刹国」と「雁道」。信仰世界の描出としてくり返し作成された仏教的世界図…。これら"荒唐無稽"な古地図に託されたメッセージとは?前近代を特徴づける幾つかの異域を手がかりに、その成立の謎や変容・消失過程をさまざまな絵地図のなかに読み解き、人びとの世界認識の変遷をさぐる。

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705289

  • [ 内容 ]
    中世の日本図に描かれた架空の陸地「羅刹国」と「雁道」。
    信仰世界の描出としてくり返し作成された仏教的世界図…。
    これら“荒唐無稽”な古地図に託されたメッセージとは?
    前近代を特徴づける幾つかの異域を手がかりに、その成立の謎や変容・消失過程をさまざまな絵地図のなかに読み解き、人びとの世界認識の変遷をさぐる。

    [ 目次 ]
    序 絵地図が表現するものはなにか
    第1章 中世国土図の異域と謎とき
    第2章 海をわたる行基図
    第3章 三国世界観と天竺
    第4章 世界認識の近世的展開
    終章 近代へ―世界像の再変容

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著者プロフィール

1938年,大阪市生まれ。1964年,京都大学大学院文学研究科博士課程中途退学。
1964年から2009年まで,国・公・私立の計6大学8部局に勤務。京都大学名誉教授。
主な著書に『西南アジアの農業と農村』(共著,京都大学人文科学研究所),『絵地図の世界像』(岩波新書),『「世界地図」の誕生』(日本経済新聞出版社),『人類はどこへいくのか』(共著,講談社)などがある。

「2011年 『都城の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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