- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004305118
感想・レビュー・書評
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日・英国・米国の比較教育について書かれている!
また学校選択の自由、子供に学びの場を自由に選択させたいという思い。
結構堅めだと思う。資料といったかんじ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教育問題を社会学的な視点から読み解いている本。諸外国の学校制度をはじめ、現在までの改革の流れ、そして現在の問題までと幅広く扱っています。いじめや不登校の類型もあり、なかなか興味深い本だと思います。類型にはやや疑問符をつけたくなる部分もあるのですが、やはりきちんといじめを類型化しようとするその姿勢はすごいなと思います。若干保守主義的な部分も見られる?
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20年前の「教育改革」は、私たちの教育の土台を作り出している。本書を手に、学校教育の意義と課題を、確かな眼差しで見つめ直そう。初版は1997年。
(選定年度:2018~) -
1997年に出版されたちょっと古い本ではあるが、ちょうど今いろいろな弊害が露わになってきたゆとり教育と学校選択制が導入されることになった時期に批判的な意見を述べている本である。教育の機会均等の立場から、現在その地位を確実に気づいているようにも見える公立中高一貫校についても批判的である。
なぜ反対なのかを、日本の教育問題を歴史的に紐解くだけでなく、イギリス、アメリカの教育、学校制度とその問題点を挙げながら客観的に説明している。
教育改革とは大きなテーマであり、失敗しながらそれでもそのとき最善と思われる方法でやっていくしかないものなのではないかと思った。決して誰か一人の一声で決めてはならない。 -
教育の問題点について知りたくて読書。
学生時代のゼミの課題本の再読。約13年ぶりとなる。この時点でゆとり教育の問題点を指摘していた著者。今ではゆとり教育は見直しが始まっている。
教育カウンセラーを置く、1クラス2名担任制、能力別クラス制度、そして、何よりも教員自身の教務力の向上が前提である。
本書を読んだ時点では学生であり、教師になると前だったが、教師を経て、教壇からも日本からも離れている今では少し現実味が薄いのが正直な感想。
アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスとの比較は興味深い。今は中国に住んでいるので、中国や韓国などの教育制度をもっと知りたいと思う。
教育改革はいつの時代も叫ばれている。しかし、遅々として進まない印象がある。また、小学校や中学校から改革しようとしている風潮もあるが、ピラミッドの頂点である大学や大学院から変えないと意味がない。
初等教育は基礎教育の繰り返しを徹底する訓練。平行して稲盛さんが『生き方』などで述べているような道徳などの他人の気持ちを理解することの大切さを伝える徳育教育が重要だと思う。
大学進学率がこれだけ高くなり、大学が高校のようなった現代の日本には、入試と同じくらい欧米のように卒業することが難しく、価値のあるもにしていくことが大切なのだと思う。
読書時間:約45分 -
教育基礎論のレポート用に読んだ。
再読中。 -
教育問題の考え方、捉え方がわかりやすくかいてある本。
問題提起!