金融システムの未来―不良債権問題とビッグバン (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004305453

作品紹介・あらすじ

株価や通貨が世界的に動揺するなか、日本では金融機関の破綻が相次いでいる。本書は、システムの機能不全の原因として不良債権問題に焦点をあてることで、市場メカニズムの抑圧、有効な競争状態の欠如、金融行政のあり方、といった根本的欠陥を検証するとともに、金融再編時代の課題として、透明性と公開性を柱とする具体策を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 1998年刊行。著者は東京大学経済学部教授。バブル崩壊後の金融機関の不良債権処理問題に関する処方箋を。

  • p3 金融システムの役割は、家計部門が蓄積した貯蓄を最終的な資金調達部門、つまり日本国内や海外に所在する企業や国、地方自治体などへ効率的に移転し、資金の提供者である家計と資金調達者の双方にとって、
    適切なリスクとリターンの関係を実現することである。

    p4 不良債権問題の根本的な原因は、
    日本の金融システムが持っている根本的な欠陥、具体的には
    市場メカニズムの抑制、
    有効な競争の欠如、
    そして見当違いの金融行政である。

  • 2冊

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著者プロフィール

堀内 昭義
堀内昭義:東京大学名誉教授

「2014年 『日本経済 変革期の金融と企業行動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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