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- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004305477
作品紹介・あらすじ
人生で出会った人たちの、それぞれの生き方、死に方。杉村春子、勝新太郎、絲屋寿雄、松本清張、横井庄一など8人に捧げる弔いの言葉。
感想・レビュー・書評
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長短はもちろんあるけれど、濃厚な付き合いをした人にしか書けない、まさに「弔辞」。
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新藤兼人が交遊のあった人物の死を通して、弔辞の形をとりながら自分の死生観を語っている。戦時中、甲斐庄楠音に手作りの夕食に招かれたエピソード、近代映画協会のプロデューサー絲谷寿雄の生涯、勝新太郎と殿山泰司のやりとりなど、興味深い話が盛りだくさんである。伴淳三郎に依頼されて書いた未映画化のシナリオ(横井庄一の話)も収録されている。
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新藤兼人が交流のあった有名人に手向けたエッセー集。ウイスキー一本で題字を書いた岡本太郎、ドラマ「ゼロの焦点」の原作者、松本清張、半生を映画化しようと思った横井庄一ら。シナリオ「恥ずかしながら生きながらえて」も収録。
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