弔辞 (岩波新書 新赤版 547)

著者 :
  • 岩波書店
3.78
  • (1)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004305477

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長短はもちろんあるけれど、濃厚な付き合いをした人にしか書けない、まさに「弔辞」。

  • 新藤兼人が交遊のあった人物の死を通して、弔辞の形をとりながら自分の死生観を語っている。戦時中、甲斐庄楠音に手作りの夕食に招かれたエピソード、近代映画協会のプロデューサー絲谷寿雄の生涯、勝新太郎と殿山泰司のやりとりなど、興味深い話が盛りだくさんである。伴淳三郎に依頼されて書いた未映画化のシナリオ(横井庄一の話)も収録されている。

  • 新藤兼人が交流のあった有名人に手向けたエッセー集。ウイスキー一本で題字を書いた岡本太郎、ドラマ「ゼロの焦点」の原作者、松本清張、半生を映画化しようと思った横井庄一ら。シナリオ「恥ずかしながら生きながらえて」も収録。

新藤兼人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×