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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004305521
作品紹介・あらすじ
行政が劣化し、財政が破綻する事態にいたって、政治・行政改革はますます急務となった。日本国憲法が明治憲法的に運用されてきたという著者は、国会改革をとおして省庁と内閣を切り離し、官僚内閣制から国会内閣制へ移行させるべきだとする。都市型社会の成熟が要請する分権化・国際化に対応できる『政治・行政の考え方』とは何か。
感想・レビュー・書評
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官僚の主導による行政のあり方を改め、市民の自治に基づく行政の制度作りと、それを基礎づける市民自治の行政法論、そして市民自治に基づく政策立案を可能にするより具体的な政策研究の展望について考察しています。
一見すると、総論的な議論にとどまっていて具体的な内容が乏しいようにも感じますが、むしろ市民自治の政治学の大枠を捉えなおすための視点を提供しているところに、本書の意義を見るべきだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丸山門下。
政治思想をバックグラウンドに、憲法論などを通じて、行政というものを考えていこうとする。
現代では、学問が細分化されているが、多様なパースペクティヴをもとに広い意味での政治というものを考えようと。
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