イギリス美術 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004305552

作品紹介・あらすじ

独自な発達をとげたイギリス美術は近年再評価の気運が高く、大規模な展覧会も開かれている。肖像画・風景画・風俗画などの傑作から建築・デザインまで、イギリス美術の魅力をあますところなく伝える。

感想・レビュー・書評

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  • なんだか、どことなくイギリス美術に日本美術が重なる部分があって、いいなぁ、と思ったり。

    なぜだろう?島国だからかなぁ?

    ラファエロ前派もまぁ、好きなのだけど、やはり生活の中に生きている美術にがいいなぁ。
    どこか王道目指しても、脇道に逸れてしまう感じも。

    もう少しイギリス美術について知りたいと思った。

  • イギリスの美術館を見に行く関係で
    少し読んでおこうと思って手に取った一冊。

    「イギリス」の美術って何かあったっけ?
    っていうレベルだったけれども
    この本を読んでイギリスの絵画に対して関心が高くなりました。

  • 面白し、英国美術。章立てがうまい。時代順でもなく、主義別でもなく、新たな美術の見方が分かったような気がします。

    ・イギリス人は色や形という造形的要素よりも肖像と物語という主題性にこだわる
    ・イコノクラムスとホルバインのこと(P39)
    ・古代ローマのプリニウスによると、絵画は肖像から始まったという。
    ・P74~肖像画は「非芸術的」?のくだり。イタリアやフランスの美術理論では、人間の意義ある行為を描く歴史画が最高ランクだったため。
    ・ホラティウスの詩論「詩は絵のごとく」。美術と文学が姉妹芸術で、内容の共通性が肝要であるとすれば、テクストに直結した画種が最も重要。これが歴史画(物語画)。文学と美術を比較する場合、表現手段の相違の方を重視しがちだが、これは19世紀から目立ってきた新しい態度。
    ・芸術は個人の表出であり、個人の考え方や体験の真摯さが芸術の価値だ、という考え方は、当時(ロマン主義)は革新的だった。
    ・文学や美術では作品は内容と形式に分けられるが、音楽にはこの分裂がない。感覚に訴える形式、つまり旋律やリズムやハーモニーは、内容表現の手段ではなく、内容そのもの。

  •  イギリス美術史をコンパクトにまとめた概説書。
     肖像画、風景画、歴史・物語画、風俗画から建築・デザインに至るまで、幅広く網羅しながら浅くもならず、欧州史と並行しながら丁寧に解説されているため、初学者にも入りやすく読みやすい。
     分量も新書サイズで手頃なので、イギリス美術の概要を大まかに捉えたい向きには適している。

  • 金沢図書館で読む。イギリスでも、イギリス絵画は人気がないそうです。ナショナルギャラリー、テイトギャラリー等の主要な美術館は、フランス絵画に占拠されているそうです。再読の必要があります。

  • 単なる通時の記述に留まらず、17世紀以降をジャンル別に複線でまとめたことで、イギリス美術の特色を理解しやすくなっている。略史として手堅い内容。

  • [ 内容 ]
    独自な発達をとげたイギリス美術は近年再評価の気運が高く、大規模な展覧会も開かれている。
    肖像画・風景画・風俗画などの傑作から建築・デザインまで、イギリス美術の魅力をあますところなく伝える。

    [ 目次 ]
    1 知られざるイギリス美術
    2 宗教改革とその波紋
    3 人間への飽くなき関心―肖像画
    4 日常性の中の物語―風俗画
    5 「詩は絵のごとくに」―歴史・物語画
    6 「緑なす快き国イギリスに」―風景画
    7 音楽をめざす絵画―世紀末のイギリス美術
    8 生活のための芸術

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • イギリス人はターナーとコンスタブルの次にミケランジェロが好きだという推測!

  • 地味な印象のイギリス美術だけど、ラファエル前派の妖艶さはすごいと思う。時々見たくなる。

  •  とっかかりやすい。

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