中国路地裏物語―市場経済の光と影 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306016

作品紹介・あらすじ

1978年の改革・開放政策開始以後、特に92年以来の市場経済化政策によって、中国で何が起き、社会はどう変化しているのか。著者は94年から98年まで毎日新聞北京特派員として中国各地を訪れた。豊富な取材体験をもとに、日々のニュースでは伝えられない社会の諸相と中国人の心の内側を、人々の生の言葉を紹介しながら描く。

感想・レビュー・書評

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  • 1999年刊行(つまり前世紀末)。著者は毎日新聞東京本社外信部副部長。記者が書いているので読みやすく、現状(といっても、15年位前のこと)がレポートされている。鄧小平死後の模様と、現在に至る中国の問題点の萌芽が開陳。なお、人民公社解体が、潜在的失業者を顕在化、つまり余剰労働力の存在をあからさました事実は、その後の農村から都市への人口流入に関わる事項・人民公社の史的な問題点として知っておくべき点か。

  • 岩波新書らしからぬ本の感じがした。
    中国の「光と影」を描いているにしても、
    新聞記事を読むような軽いタッチで、
    そこからだされている情報が、
    あまりにも細切れ過ぎて、
    もう少しそのストーリーをつきつめて欲しいと思った。
    中国にいて、このようなことがあるだろう
    ということを肌で感じている。

    鄧小平の残した「先富論」は、
    確かに中国の社会体制を守るために行ったかもしれない。
    しかしそのことで、成功者が沢山生まれ、
    その結果、「貧富の格差」が急速におこった。
    その風潮の中で、中国の人は心の安寧を
    どこに求めるのかをうまく描いている。
    「共同富裕論」に向かうことが出来ない。

  • ぐいぐい発展しているように見える中国の、裏側を覗ける本。

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