金融入門 (岩波新書 新赤版 635)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306351

感想・レビュー・書評

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  • 1999年に刊行された金融の入門書です。

    新書版で刊行されている金融の入門書も多くあり、本書よりも親しみやすい内容のものもすくなくありませんが、本書では金融の基礎を学ぶにあたって必要な用語をていねいに解説しているところに特色があるように思います。類書にくらべるとすこしとっつきにくいようにも感じられますが、手堅い入門書だといえるのではないでしょうか。

    1990年代の平成不況にかんする解説など、本書が刊行された当時のアクチュアルなテーマについても多少言及されていますが、おおむね金融の基本事項についての説明になっており、現在でも役立つ内容だと思います。

  • 【要約】


    【ノート】

  • 大学時代から読んでいる岩田先生の本。

  • 読み飛ばせないかなり読みにくい本であった。バブルの話は実例であるが、新版でわざわざ入れなくてもよかったように思われた。

  • 読みやすい。企業統治におけるメインバンクの役割、アメリカとの対比などの記述は三田論の内容にも被っていて、役立った。

  • 金融を学ぼうと思った時に、一番役に立ち他人に進めたい一冊。

  • 理系には難しいうんこ

    まあまあ

  • 私が読んだのは、20年前の旧版。旧版での金融自由化が、新版ではデリバティブと金融ビッグバンの話が差し替えられているようです。
    文章が非常に読みやすいので、比較的難しい内容もすっとアタマに入ってきますが、逆にいうとある程度の知識がある人でないと重要な所で立ち止まらずに見過ごしてしまうかも。それでも、金融の入門書としては一押しの本です。

  • 金融入門ということで、金融入門するために買いました。安定の岩田先生。ぎっちりつまってるのにわかり易い文章で、いままで言葉しかきいたことなくその意味や仕組を理解してなかったおおくの金融の知識や体系を学ぶことができました。次は、『国際金融入門』を読みたいと思います。

  • 経済学の入門書をまとめて読んでいる.
    これは3冊目.
    タイトル通り金融についての入門書.
    用語の分からなさが金融のとっつきづらさの一因であったが,それが解消された.
    しかし発行がやや古いので,現在は変わってしまっている部分もあるのではないかとやや不安.

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著者プロフィール

学習院大学経済学部教授。金融論、経済政策専攻。主な著書に『金融入門』『経済学を学ぶ』『金融危機の経済学』など。

「2010年 『初歩から学ぶ金融の仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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