親と子 (岩波新書)

著者 : 永六輔
  • 岩波書店 (2000年1月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306559

作品紹介

「お互い本気で勝負しなければダメ」-親は子ときちんと向かい合おう、伝えるべきはちゃんと伝えよう。父の手紙や母の遺言、さらには妻・娘の座談会など、著者自身の素顔をまじえつつ展開する紙上バラエティ!いよいよ六輔辻説法は佳境に。同時刊行の『夫と妻』とあわせ、人間関係のタテヨコを智恵の言葉で縦横に語り出す。

親と子 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • ‹内容紹介より›
    「お互い本気で勝負しなければダメ」-親は子ときちんと向かい合おう、伝えるべきはちゃんと伝えよう。父の手紙や母の遺言、さらには妻・娘の座談会など、著者自身の素顔をまじえつつ展開する紙上バラエティ!いよいよ六輔辻説法は佳境に。同時刊行の『夫と妻』とあわせ、人間関係のタテヨコを知恵の言葉で縦横に語りだす。

    ――――
    まえがきには

    「母の恩は海より深く、
     父の恩は山より高し」
    世界最高峰のエベレストも、フィリピン海溝には沈んでしまうのだから、母の恩の方が大きいということになるのだが…

    と最初から「女の人を大切に」という『夫と妻』と同じ系統の話かと思っていましたが、むしろ子どもときちんと向かい合うことの大切さを強調した本でした。

    中でも印象的だったのは、子どもが親に言われたくないと思う言葉のアンケート結果。
    親の回答は「勉強しなさい」などの指示が嫌がられるのではというものでしたが、子供の回答は「あなたはうちの子じゃない」という存在の否定と、「あの子と付き合ってはいけない」という交友関係の否定でした。
    特に、交友関係については、

    (p.108)
    近所でも評判が悪い、学校でもあの子は問題だという子がいたりしますね。▽そういうときに、「頼むからあの子と付き合わないで」と言っちゃうと、その子も相手の子も傷つけちゃうのです。▽これは、お母さんに勇気を出してもらいたい。▽勇気を出して、こう言って欲しい。「あの子は近所でとても評判が悪い。学校でも評判が悪い。だから、あなたはそばについていてあげなさい。あなたがついていてあげれば、あの子はなんとかなるから。あの子と絶対に離れちゃいけないよ、あの子と付き合ってあげようね。」▽こう言えば、子どもからすれば、親から信用されているということですから、すごくうれしいし、そう言われた友だちも、何かを感じ取ります。

    と書かれていたことが印象的でした。
    もちろん、程度問題もありますし、出版当時(2000年)とは状況も変わっていますが、子どもを信頼すること、そのためにもきちんと話をして「信頼できる「人」(子供ではなく)」として付き合えるようにすることが必要なのでは、と感じました。


    「友達親子」のような関係性を持ち上げるものでなくて安心して読めましたが、とりたてて真新しいことが述べられているわけでもなく。
    エッセイとしても、可もなく不可もなし、といったところでしょうか。

  • 2000.11.23 ~ 24 読了

  • 同時発売、「親と子」「夫と妻」。
    そんなら、って同時に(?)読んだのだけど、
    妻もすごかった、が、親も・・・凄いな・・・。
    人生の大部分がこういう風な凄い人達で構成されていたら、なんだか永六輔さんの魅力溢れる人柄(文体?)にも自然とうなずける。
    相互作用なんだろうけど、類は友を呼ぶんだなあ。

  • 【資料ID】29462
    【分類】367.3/E37

  • 367.3 エ 登録番号8970

    体育科先生寄贈

  • 世代で引き継がれるべきことって、やっぱあると思うな。じじばばと親と子と、縦の関係をもっと大事にしようと考えさせられる。

  • [ 内容 ]
    「お互い本気で勝負しなければダメ」―親は子ときちんと向かい合おう、伝えるべきはちゃんと伝えよう。
    父の手紙や母の遺言、さらには妻・娘の座談会など、著者自身の素顔をまじえつつ展開する紙上バラエティ!
    いよいよ六輔辻説法は佳境に。
    同時刊行の『夫と妻』とあわせ、人間関係のタテヨコを智恵の言葉で縦横に語り出す。

    [ 目次 ]
    1 見つめる―「父親にさせていただいたのだ」
    2 聞きとる―「子の恩というものもあります」
    3 語り出す―「いつでもどこでも辻説法」
    4 読み直す―「手紙を書くのが好きでした」
    5 話し合う―「本気で勝負しなくちゃダメ」
    6 記憶する―「菜の花や父の隣で眠る母」
    「お互い,本気で勝負しなければダメ」-いよいよ辻説法は佳境に.父の手紙や母の遺言,さらには妻・娘の座談会など,著者の素顔もまじえつつ,これからの親子を語りだす.智恵の言葉に満ちた紙上バラエティ! (人間関係タテ編)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 親と子。
    教師と子。

    両方の立場である私は、本気で勝負する。

    今も、これからも。

    この本、講演の部分がとても読みやすかった。

    こういう講演なら聴いてみたい。

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