- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004306610
作品紹介・あらすじ
社会秩序から逸脱し、異相のいでたちで町をのし歩く-そんなカブキ者の風俗から名をうけた歌舞伎は、その後、"カブキ"の存在形態をさまざまに変奏し、たえず新しい劇的主人公を造形してきた。近松、並木正三、鶴屋南北、黙阿弥らの作品を読み解きながら、人びとを魅了してやまない歌舞伎のドラマトゥルギーを、四百年の歴史の中に探る。
感想・レビュー・書評
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第1章 歌舞伎の夜明け
第2章 劇としての門出
第3章 義太夫狂言と舞踊
第4章 歌舞伎再興
第5章 鶴屋南北と棺桶
第6章 黙阿弥と白浪物
第7章 狂気と英雄
第8章 新歌舞伎の創造
第9章 現代の歌舞伎詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歌舞伎の歴史を新書一冊でたどった概説書です。
近松門左衛門、並木正三、鶴屋南北、河竹黙阿弥らの作品について、ある程度筋書きを紹介しながら、その特色を解説しています。ただ、どちらかと言えば作家の方に焦点が当てられており、役者についての解説や不足しているように感じました。 -
[ 内容 ]
社会秩序から逸脱し、異相のいでたちで町をのし歩く―そんなカブキ者の風俗から名をうけた歌舞伎は、その後、“カブキ”の存在形態をさまざまに変奏し、たえず新しい劇的主人公を造形してきた。
近松、並木正三、鶴屋南北、黙阿弥らの作品を読み解きながら、人びとを魅了してやまない歌舞伎のドラマトゥルギーを、四百年の歴史の中に探る。
[ 目次 ]
第1章 歌舞伎の夜明け
第2章 劇としての門出
第3章 義太夫狂言と舞踊
第4章 歌舞伎再興
第5章 鶴屋南北と棺桶
第6章 黙阿弥と白浪物
第7章 狂気と英雄
第8章 新歌舞伎の創造
第9章 現代の歌舞伎
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