メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 397
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306801

作品紹介・あらすじ

人生の大半をメディアとともに過ごすとされる現代生活。報道の客観性や公正さ、暴力表現の影響などが議論になっている今、メディアのあり方を具体的に解読していくことの意味とその可能性とは何か。各国で広がっている実践を丹念に取材し、教育現場での工夫や反応、メディアを監視する市民団体の活動などを報告、情報社会の今後を考える。

感想・レビュー・書評

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  • メディアリテラシーの古典ですね。ツールが変わっても大事なことはかわらないことを教えられる。定期的に読み直して批判的、ニュートラルな視点を保ち続けたい。

  • メディア・リテラシーという言葉は単にパソコン、TVなどを有効に活用する能力だと思っておりました。冒頭からその常識を覆されました。「メディアが形作る「現実」を批判的(クリティカル)に読み取るとともに、メディアを使って表現していく能力」「メディアの特性や社会的な意味を理解し、メディアが送り出す情報を『構成されたもの」として建設的に「批判」するとともに、自らの考えなどをメディアを使って表現し、社会に向けて効果的にコミュニケーションをはかることでメディア社会と積極的に付き合うための総合的な能力」だとのこと。各国のメディア教育を紹介する中で、カナダのオンタリオの高校生にセクシーなコーヒー会社のCMを見せて、その意味を考えさせる授業の例が書かれており、興味深かったです。「批判的に」とは必ずしも否定するマイナスの意味ではなく、客観的に考えることができる能力だということがいえると思います。

  • 12年前の本ですが、時間とともにメディアリテラシーの必要性が高くなると思います。

    日本では、メディアリテラシーというとまだまだ大学教育学部の講義ですが、本書のように小中高の学生に早く取り入れてもらいたいと思います。

    日本でも以前に、自分がポケモンだと思い込んで飛び込んだ少年や、ネットゲームに何万円も課金した子供、ネット上の悪口いじめなど、メディアが子供に悪影響と認知されやすくなっています。

    アメリカやイギリス、カナダではそれらから、子供が自分の身を守るために、逆にうまくメディアを利用するためのメディアリテラシーです。

    この香水の広告はレイプを冗長するからやめてくれ
    このCMは何を売って何のイメージを植え付けようとしているか
    ブラックの暴力記事が際立ってかかれすぎている
    編集のしかた一つでニュースのイメージが変わる

    これを言える日本の子供がどれぐらい言えるでしょうか?

    本書は教育の立場、子供の立場、メディアの立場などさまざまなアプローチが書かれてよかったです。

    メディアリテラシーがもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「メディアリテラシーがもっと多くの人に」
      子どもに教えるコトの出来る先生が、殆ど居ないんじゃないですか?
      「メディアリテラシーがもっと多くの人に」
      子どもに教えるコトの出来る先生が、殆ど居ないんじゃないですか?
      2012/10/17
  • アメリカ、カナダなどの教育現場から、多様なメディアからの様々な情報を正しく評価するためのメディアリテラシー教育を紹介する。

  • 100813 by朝日夕刊
    公正と正確の観点、watch dog 「フェア」
    ---
    100917till12p
    ⅰ ニュースは現実を真っ直ぐすべて伝えているか
    ⅴ-ⅵ メディアリテラシー
    009 メディアリテラシー
    ---
    3, 6, 7,

  • 私の探し求めたメデイアリテラシーではなかった。海外のメデイア授業の実践例。学習指導要領に凝りかためられた日本には合わないだろうな。インター教員に、なったらもう一度読みたい

  • 361.45 / メディアリテラシー / マスメディア /

  • 図書館で借りた他の本と貸し出し時期が重なり、ゆっくり丁寧に読むには骨の折れる本だったこともあり、後半は飛ばし読みで返却。
    きちんと読んだことにはならないので自分としてはカウントしない。
    内容は悪くなかった。

  • 2000年当時のアメリカ、イギリス、カナダのメディア・リテラシーの報告。
    小学生から「メディア」を「国語」(の一部)として学ばせる、実際に番組を作らせてみる、なんて授業が日本でも当たり前になるのはどれだけ先のことなんだろう。

    メディア・リテラシーについて卒論を書く人はぜひ一読を。

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