社会的共通資本 (岩波新書 新赤版 696)

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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306962

感想・レビュー・書評

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  • 学問や論理ではなく、人間に焦点を当てた社会構造論。興味が出てきてから精読する

  • 「社会的共通資本」のお話。「ソーシャルキャピタル」という言葉の方がよく耳にする。感覚的に理解しているつもり、なところがあったので初めて宇沢本にあたる。しかし悪い意味で裏切られた、あくまで本の構成として。新書とはたまにこういう裏切りがあるからして、やはり買うにはひける。いずれにしても経済学の方面からきた概念なのだということは承知した。こういう人の考えはそれこそ大講義室で内職しながら聴いてみたかった。岩波赤の感触。

  • あるメディア系企業の経営者の方がオススメしていてよんだのだが、こりゃ論文だぁ。真面目に読みすぎると骨が折れます。オススメされた手前読了。途中、経済学の変遷に関して要約している部分がためになった。しかし、なんか本書全体が各論の寄せ集めを脱し切っていない印象で読後に新しい世界観の夢を持てるって感じではなくて読後感がいまいち。いってることはもやっとわかるんだけど、実態のない理想論的に聞こえたしまった。

著者プロフィール

中央大学研究開発機構教授
中央大学地球環境研究ユニット(CRUGE)責任者

「2000年 『地球環境政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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