博多 町人が育てた国際都市 (岩波新書)

  • 岩波書店 (2000年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004307044

みんなの感想まとめ

博多の歴史と商人文化を深く掘り下げたこの書籍は、弥生時代から現代に至るまでの博多の経営史を通じて、地域の独自性と発展を描いています。著者は、福大名誉教授としての専門知識を活かし、室町から安土桃山時代に...

感想・レビュー・書評

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  • 2000年刊。著者は福岡大学名誉教授、兵庫大学教授。タイトルの通り、「博多」(大宰府等北部九州含む)を定点とした通史。古代史(奴国や志賀島金印、磐井氏。ただし邪馬台国論争はない)から、中世(元寇)、近世(日朝貿易から黒田氏の支配)、近代史までを対象を絞って検討。あまり馴染みのない中世史、換言すれば、平氏政権下での日宋貿易を例外として、鎌倉時代初期の博多解説本は一般に少ないが、本書は解説対象内。当時もその前後と同様、朝鮮半島・中国への貿易拠点として重要であった事実は、予想されたとはいうものの、なかなか新奇。

  • 福岡にいる間に、やっぱり地元関連の本を読まなくちゃねと…
    著者は博多の経営史を研究されてきた福大名誉教授です。ということで中身は、弥生時代から現代までの博多商人を中心に、博多の歴史を語っています。
    やっぱり、室町から安土桃山にかけて、豪商たちが活躍した時代が、博多の全盛期という感じですね。神屋宗湛とか嶋井宗室といったおなじみの商人が東アジアをまたにかけた商売を展開していきます。
    それにしても、博多町人って、没落した大名家の家臣から転身した人が多いんだね。あとは、禅宗の寺院の役割も見逃せません。
    叙述には、若干、博多贔屓が過ぎるんじゃないの?というところもありますが、そこはご愛嬌。博多のバイタリティを垣間見られる歴史書ですよ。

    金印発見の地
    元寇の舞台
    豪商たちの世紀
    博多と福岡
    博多町人気質
    博多ごりょんさんの生活史

    著者:武野要子(1929-、静岡県、経済史学者)

  • 博多の人間なのに知らないことばっかりやった。

  • 福岡に何年も住んでいる割に,福岡のことを何も知らないので,読んでみました.この地は,やはり「大陸への門戸として発展してきた港町」です.日本人がみな内向きになってきたと言われる現在,福岡市はもう1度福岡市らしく,近隣諸国を常に意識しながら街づくりを進めていくのがいいと思います.

    先日のセミナーでも,再生資源を中国に輸出してしまうのは問題だ,という論調の議論もありましたが,本当にそれは健全な議論になのか,時折考えます.

  • アカデミックな内容なので、本当に福岡・博多を知りたい人は何度も読んで九州したほうがいい。(本当に興味がないと理解ができない)

  • 日本経済史の教授である著者が唱える『博多学』→全国の博多初心者への入門編。

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