柳田国男の民俗学 (岩波新書 新赤版 736)

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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307365

作品紹介・あらすじ

『山の人生』に描かれた貧しい山民や漂泊民サンカ。『遠野物語』の伝承や『海南小記』の漂海民たち。『海上の道』に登場する黒潮にのって稲作文化ともに北上した人々。さらに古琉球の民俗、常世の国考…。巨人・柳田の学問を丹念にあとづけながら、著者自らの長年の踏査と論考をまじえ、柳田民俗学の鋭さと広がりを新たな切り口から捉え直す。

感想・レビュー・書評

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  • NDC(9版) 380.1 : 風俗習慣.民俗学.民族学

  • 柳田国男の民俗学をサクッと概観的に理解できる。山のサンカ、海の家船の話などは大変興味深かった。この本で得た知識をもとに原書にあたっていくとスムーズだろう。

  • 「蝸牛考」「遠野物語」しか読んだことがない。

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著者プロフィール

1921年、熊本県水俣市生まれ。東京大学文学部卒業。 「風土記日本」「日本残酷物語」、雑誌「太陽」の初代編集長を経て、文筆活動に入る。「南島文学発生論」で芸術選奨文部大臣賞・第2回南方熊楠賞受賞。「海霊・水の女」で短歌研究賞受賞。 1981年以来、日本地名研究所所長として現在に至る。文化功労者。 冨山房インターナショナルより「谷川健一全集」(全24巻)を刊行した。

「2013年 『谷川健一全集 全二十四巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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