ペンギンの世界 (岩波新書)

  • 岩波書店 (2001年7月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004307433

みんなの感想まとめ

過酷な環境で生きるペンギンたちの姿が描かれた本書は、彼らの強さや愛らしさを余すところなく伝えています。食いしん坊な一面や、子育ての方法に至るまで、ペンギンに関する豊富な知識が網羅されており、読者は新た...

感想・レビュー・書評

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  • ペンギンは強くたくましく生きてる。
    ペンギンの骨格を知ったのはこの本だった。ペンギンに関する知識が網羅され、誰が読むのかわからないが面白い本。

  • ちょっと古い本ですが、ペンギン研究の歴史とその生態を概観できます。ペンギンの子育て方法を人材育成に当て嵌めると、なかなか面白い。

  • 南極の氷の下にはペンギンの死体が埋まっている…しかも、ものすごい数の。
    そして、雪を踏みしめるとペンギンの血が滲み出てくる……

    冒頭のレポで、ペンギンのサバイバルぶりを見せつけられました。
    かわいいビジュアルですが、あんなに過酷な生活をしているなんて!
    こんなに親しまれている鳥なのに、まだわからないことだらけなのも意外でした。確かに、調査する方も命がけだよなぁ。

    子育て、食生活、人間との関わりなど、トピックス別にわかりやすく解説してもらえます。
    文献案内もついているので、ペンギン入門に最適です。

    今度から、ペンギンを見る目が変わりそう。

  • ペンギンたちの暮らしが他のペンギンの死の上に成り立っていること、
    ペンギンの祖先がまだよく分かっていないこと、
    子育てのために百日以上断食するペンギンのいること、
    そして、油を求める人間に万単位で釜ゆでにされてきたこと、
    知らないことばっかりで終始楽しく読めました。

    ペンギンの暮しや体の構造だけでなく人間の文化との関わりや歴史等、
    様々な角度からペンギンについて知ることができ、
    そしてそれらすべてに驚きがあるから楽しくなってきます。
    また、生物の生態を解明するための手法なども学ぶことができ、
    楽しいだけでなく勉強になる本でもありました。

    ペンギン愛に満ちており、またどことなくユーモアがあるので、
    読んでいるだけでにやにやしてしまいます。
    予備知識なしで読めますし、おすすめの一冊です。

  • あったかいところで暮らすペンギンの図がとっても平和でしあわせ

  • ◆ペンギン入門者~初心者向け。
    動物園や水族館でペンギンを見て「可愛いなぁ」と思った時、
    「野生のペンギンの姿とはどんなだろう?」と思った時に読んで下さい。
    この本は“動物園における可愛らしいペンギンの姿”という夢を全てぶち壊してくれます。
    しかし、生々しい本来の野生の姿を愛おしいと思うことができたならば、
    もう貴方は立派なペンギンマニアとなっているはずです。

  • テレビで映されているペンギンは綺麗な部分で、実際の現場はかなり血生臭いものらしくて驚いた。
    たくさんのペンギンが死んで、凍って、地層になってを繰り返しているらしくて驚いた。

    こんな感想しかかけない自分にも驚いた。

  • この本は面白かった。ペンギンについては何も知らなかったということに気づかされた。
    著者が南極に上陸したときその足跡が赤く染まっている。そこを掘ってみると累々たるペンギンの死体が…
    「ペンギンと私の足元には、このバード岬で死んでいった過去数百年、ひょっとしたら数千年分のペンギンの死体が分厚い層を成している。それらは、少しずつ腐敗・分解されるだろうが、新しい世代の排泄物にまみれながら、氷点下の雪と氷の世界で長い間冷凍保存されるのだ。」

    ペンギンと死を重ね合わせて考えたことが無かったのでこのくだりは衝撃的だった!

    まあ、それだけではなくペンギンの生態やペンギンと人の関わりなど新書でありながらかなり読みごたえがあった。

  • この本はちょっと古いが、ペンギンの形態から生態、古生物学的な見解や人間との関わりまで広く概説していると思う。
    筆者の体験からは、ペンギンへの想いが汲み取れて、この人は本当にペンギンが好きなんだろうなと感じる。

    自分も小学生の頃から鳥が好きで、特にペンギンはテレビ番組をメモしながら見てたくらい興味があった。この本が出たのはその頃だったようだ。知っていたら読んでいたのに…

    今の専門とは大きく外れるんだけど、学生の内にペンギン関係の論文も集めてみようかなあ。

  • 10年前に出版された本ですが、今読んでも、十分面白かったです。

  • ペンギンに対して今まで抱いていた思い込みが粉砕される。

  • [ 内容 ]
    ペンギンといえば雪原をよちよち歩く姿に誰もが思わず「かわいい!」と声をあげる。
    だが南極の厳冬に三ヵ月も絶食して卵と雛を守ったり、六〇〇m以上も潜水して高速で魚を捕える姿は意外に知られていない。
    森で暮らす仲間もいる。
    いま環境破壊にさらされながら苛酷な世界にけなげに生きている彼らの生態、暮らしから歴史までを紹介。

    [ 目次 ]
    プロローグ ペンギン大国日本
    第1章 どこでどんな生活をしているのか
    第2章 生活のリズムと体のしくみ
    第3章 海でのくらし
    第4章 なぜ飛ばなくなったのか
    第5章 ペンギン、人に会う
    エピローグ 助け、見守る人々

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ペンギン好きの自分のため、恋人がくれました(*^▽^*)
    さすがに南極まではいけないけれど…。

    ペンギンを愛してやまない筆者が南極まで会いに行った話、さまざまなエピソードで楽しく読めた。

  • ペンギンの生態や形態、彼らを取り巻く環境や進化の過程について述べている。
    学術的観点に立ちながらも、一般の人にもわかりやすいよう基礎を解説している。
    しばしば貴重な写真の挿絵がはさまれるため、それだけでも見る価値がある。また、状況を理解しやすい。
    最終章「ペンギン、人に会う」では、人との接点や水族館などでおかれている状態、ペンギン会議などについて触れられている。
    全般的な基礎を知るための書。

  • 学校内で次々と問題を起こしているスーパー問題児のペンギン小学生、木下ベッカムが暮らしているきりかぶ町に、ある日突然、南極から氷の王、氷川ニコルソンが攻めてくる。ニコルソンは世界を氷の世界に変えてしまおうとたくらみ、ベッカムたちがその野望を打ち砕こうとするが、いつものようにおバカなバトルに発展してしまうという可愛らしいストーリ。ペンギン小学生が氷の王を倒したのはすごく感動した。ベッカムはいいやつなのか悪いやつなのかわからなかった。

  • この本は、ペンギン達の不思議な世界を書いた本です。ペンギンは、一応鳥の一種です。ペンギンは、鳥の一種なのに何故か飛べません。その替わりに水の中を泳げます。ペンギンは、なぜ飛べないのか。そんな飛べない鳥ペンギンの世界はどんな感じなのか。この本にすべて載っています。少しでもペンギンの世界に興味がある人は、是非この本を読んで見て下さい。この本を読んでペンギンの世界を感じて不思議な生態に迫ってみてください。結構おもしろいですよ。

  • この本には色々なペンギンについてのことが書かれています。ペンギンはどの様にして生活しているのか、ペンギンの体はどの様になっているのかなど細かく書かれていて面白い本です。

  • ペンギンで思うことは、雪原をよちよち歩く姿に誰もが思わず「かわいい」と声をあげる。だが本当の世界は南極の極冬に三か月も絶食して卵と雛を守ったり、天敵のサメやオットセイなどの敵から身を守らなくてはならない。また、600m以上も潜水して高速で魚などを捕まえたりする姿は意外にわからなかったりする。また、自分は初めて知ったが森で暮らしているペンギンもいる。また今問題になっている環境破壊によりペンギンやアザラシなどが暮らす氷が溶け過酷な世界に生きているペンギンの生態などが詳しく書いてある。

  • なにを読もうかな〜と探してたら、この本のタイトルに、なんとなく目について読んでみました。
    自分はペンギンについては、動物園や水族館で見れて、南極に生息しているということしか知識になかったのですが、この本では、種類に注目すると、十八種いるペンギンのうち南極でしか繁殖しないものはエンペラーペンギンとアデリーペンギンの二種類だけだそうです。さらに、亜南極以南に範囲を広げても半数の九種で、残りの半数は、温帯から赤道直下のガラパゴス諸島まで南半球の広い範囲に分布しているようです。さらに、日本が世界最大のペンギン飼育国だということも、初めて知りました。確かに、日本では水族館などにいけば、簡単にペンギンを見られるけど、世界最大とは思いませんでした。この本は、ペンギンについて詳しく書いてあるので好きな人にはお勧めです。

  • ペンギンといえば南極にいるイメージが強いですが、
    実は南半球一帯に生息していたんですね。
    ペンギンの生態、というものがよく分かる一冊です。

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著者プロフィール

ペンギン会議研究員(創設メンバー)。IUCN・SSC・PSGメンバー。
40年以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。
葛西臨海水族園、長崎ペンギン水族館、下関市立しものせき水族館「海響館」、
埼玉県こども動物自然公園、天王寺動物園、京都水族館、すみだ水族館、
福岡市動植物園、上越市立水族博物館などの動物園・水族館の監修を手がける。
『ペンギン大全』(青土社)ほか、ペンギンに関する著書・訳書多数。

「2023年 『日本で会えるペンギン全12種パーフェクトBOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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