ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)

著者 :
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307495

作品紹介・あらすじ

南北首脳会談の実現、大統領のノーベル賞受賞に沸いた二〇〇〇年の韓国。激動の一九七九年を過ごしたソウルに再び長期滞在した著者が出会ったものとは何か。高度消費社会と伝統回帰、「北」をめぐるフィルム、光州事件、日本文化開放と元従軍慰安婦の集会…人々の姿、肉声を通して、近くて本当に近い隣国の現在を映し出す。第50回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 2016/8/17購入
    2017/10/24読了

  • [ 内容 ]
    南北首脳会談の実現、大統領のノーベル賞受賞に沸いた二〇〇〇年の韓国。
    激動の一九七九年を過ごしたソウルに再び長期滞在した著者が出会ったものとは何か。
    高度消費社会と伝統回帰、「北」をめぐるフィルム、光州事件、日本文化開放と元従軍慰安婦の集会…
    人々の姿、肉声を通して、近くて本当に近い隣国の現在を映し出す。
    第50回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

    [ 目次 ]
    1 大衆消費社会の到来
    2 伝統的なるものの行方
    3 北をめぐる映像
    4 金大中のノーベル賞受賞
    5 聖域となった光州
    6 日本の影
    7 二人の作家
    8 水曜集会
    9 歴史と他者

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「漢江の奇跡」、ソウル・オリンピックを経て、大衆消費社会化が一気に進んだ韓国。2000年秋、21年ぶりにソウルに長期滞在したという筆者が、自身の見聞を踏まえて韓国社会の変化について考えています。朴正煕時代以後の政治的展開が、現代の韓国にどのように影を落としているか。それを「文化」的側面から見た本として、おもしろいですね。(20070415)

  • ソウルに来て間もなく読み、つい最近再読。来て見て初めてわかる事や感じることが多い本。ソウル在住者必読かもしれない。

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著者プロフィール

1953年、大阪生まれ。映画と比較文学の研究者、詩人、批評家、エッセイスト。東京大学文学部宗教学科を卒業。同人文系大学院比較文学比較文化科博士課程を中退。長らく明治学院大学教授として映画史の教鞭を執る。主な著書に『貴種と転生・中上健次』(新潮社、1996)、『摩滅の賦』(筑摩書房、2003)、『ハイスクール1968』(新潮社、2004)、『先生とわたし』(同、2007)、『歳月の鉛』(工作舎、2009)、『書物の灰燼に抗して』(同、2011)、『署名はカリガリ』(新潮社、2016)、詩集に『人生の乞食』(書肆山田、2007)、『わが煉獄』(港の人、2014)、翻訳に『パゾリーニ詩集』(みすず書房、2011)がある。

「2018年 『親鸞への接近』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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