- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004307587
作品紹介・あらすじ
「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「首相の靖国神社参拝はなぜいけないか」「問題のある教科書をなくすには、検定が必要か」「国民代表が決めた法律を、裁判所が違憲・無効とできるのはなぜか」など、二四の問いに答えながら、日本国憲法の思想と骨格を平明に解説。私たちと憲法の関係を知るのに最適な、市民のための憲法入門。
感想・レビュー・書評
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憲法は誰のためにあるか。そういう熱い思いを感じる一冊だった。ただ「招待」という割にはしっかり本格的で小難しい印象。
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2011/03/26
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各テーマごとに憲法上何を準拠して正当化されているのかを解説している。
単調な流れで読み辛さを感じた。 -
タイトルからわかる通り憲法入門者向けの易しい本だけど、入門書にしては著者のカラーが出すぎて。。
個人的には、入門者にはもっとカラーの薄いものを読んでからの2冊目以降の憲法本としての読み方をお勧めします。その方が著者の立ち位置も含めてより楽しく理解して読めると思うので。
情報公開に関するところとか内容が古いので、これから読む人は新版をどうぞ。 -
憲法について詳しくない一般の読者に向けて書かれた本です。「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「首相の靖国神社参拝はなぜいけないか」「問題のある教科書をなくすには、検定が必要か」「国民代表が決めた法律を、裁判所が違憲・無効とできるのはなぜか」など、24の問いが設けられ、それについて答えるという形で、憲法の基本的な問題が解説されています。
「岩波書店から刊行された憲法の入門書」といった内容の本で、現在の憲法をめぐる問題を考えるために、直接役に立つ本ではなかったように思います。 -
第五版を読んだ。第六版とはかなり内容が違っているので注意が必要。
よい入門書であった。感想は追記 -
タイトル通り、憲法入門書。24のQ&A方式で憲法を説明していく。
読んでいて感じたのは、入門書にしてはかなり立ち入った記述をしているな、というところですね。思ったより筆者の色が強く出ているように感じました。 -
近代立憲主義の基本、憲法学の基礎的な部分を学びたいと思って手に取りました。本書を読んで、その目的は概ね達成出来たとおもいます。ふだん政治哲学をちょろちょろっと齧っている人間からすると、政治哲学が問題としていることが憲法学、法律学では解決済みとされているものもあるんだなあ、と目から鱗。それは実社会への落とし所を必ず決めなければいけない法律というものを扱う学問だから当然ですが、あっわたしがやっているのはやっぱり哲学なんだ、って思った。でも憲法はもうちょっときちんと学んでみたいかな。またいずれ関連書籍を読むつもり。
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憲法を学ぶ入門書として、適していると思う。憲法の解釈は人によって違うことがわかり、自分自身で憲法について考えるきっかけになると思う。