西域 探検の世紀 (岩波新書)

著者 : 金子民雄
  • 岩波書店 (2002年3月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307761

作品紹介

二〇世紀初めをピークに、楼蘭・敦煌などで各国の探検隊による発掘・発見が相次ぎ、世界の注目を集めていた西域は、同時に、英・露二大帝国が演じる熾烈な勢力争い「グレイト・ゲーム」の舞台でもあった。日本から発掘競争に挑戦した西本願寺大谷探検隊も、知らないうちに渦中に巻き込まれていく。新資料で描くシルクロード探検の裏と表。

西域 探検の世紀 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 本書に関係ない話を自分用のメモとして書く。サマルカンド──ラングストン・ヒューズは世界一美しい街と言った。日本へ渡来する学僧、知識人。ブッダの事跡。通説と違う点で口論になった。 173

  • 20世紀前半に地図上の空白を埋めるべく行われた西域探検。
    その裏では特にロシア帝国とイギリスが戦火こそ交えないものの、西域の支配権をかけてしのぎを削っていた。
    冒険に満ち溢れた西域探検の陰で行われていた外交の駆け引き。
    暗躍するスパイたち。
    そして突然降ってわいた西域の古代の遺物の発見から、富と名誉をめぐるもう一つの戦いが始まった。
    純粋な学術的探究心から活動する探検者や発掘者たちだが、政治とは無関係にはいられない。
    そしてそんな緊迫した事情などお構いなしに駆け巡った日本の第二次西本願寺発掘隊。
    そんなオチはいらない。

    おおむねそんな内容の本でした。
    学術書や教養書というよりはフィクションに近く、読み物としても楽しめる。
    オチつけちゃったけど、別にそこまで日本はネタっぽくないよ! 西本願寺発掘隊はよく聞くけれどどんなものだったのかよく知らなかったので、知ることができてよかったです。いや別にオチ扱いとしてではありませんよ。
    だけど面白いという言い方はよくないですね。だけどなんていえばいいんかな。
    ただ、政治には表ざたにできないことも多く、実際にもっと複雑怪奇なことになっているのだろう。

  • 【資料ID】18135
    【分類】292.28/Ka53

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