分子生物学入門 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307778

作品紹介・あらすじ

生体分子の構造から生命現象を解明してきた分子生物学。その役割は、従来の生物学の理解はもちろん、ゲノムや脳の解明にも欠かせないものとなっている。本書は、情報、機械、エネルギーという生体分子の三つの機能に沿って、生命を解説。複雑な現象をクリアーに浮かび上らせる。"生命"の時代の基礎知識として、身につけておきたい。

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代の化学の授業中を思い出りながら、何とか読みこなせるレベルで、分子生物学全般を紹介し、生物の凄さを知らしめてくれる一冊。流行りのゲノム解析ネタだけではなく、情報・機械・エネルギーの観点から、生命そのものの不思議と奇跡に迫る。タンパク質とアミノ酸は、類似語程度にしか理解していなかったが、本書にて、その辺の知識が整理された気がするし、細胞間の情報交換にあたっては、「チャネル」「ゲートウェイ」「エラー訂正」など、デジタルITの用語そのものだった。特定の設計者がおらず、進化という手法のみで、これだけの複雑精巧で効率的なシステムが出来上がっている事に、あらためて感慨を覚えた。

  • [ 内容 ]
    生体分子の構造から生命現象を解明してきた分子生物学。
    その役割は、従来の生物学の理解はもちろん、ゲノムや脳の解明にも欠かせないものとなっている。
    本書は、情報、機械、エネルギーという生体分子の三つの機能に沿って、生命を解説。
    複雑な現象をクリアーに浮かび上らせる。
    “生命”の時代の基礎知識として、身につけておきたい。

    [ 目次 ]
    1 生命は分子でできている
    2 生命のルール
    3 生物らしい分子をつくる
    4 タンパク質の姿とはたらき
    5 情報はどう流れるか
    6 物質変換の流れ
    7 ゲノム時代の分子生物学
    8 進化の謎にせまる
    9 生命とは何か?

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 『タンパク質の生命科学/池内 俊彦(中公新書)』を読んで、生態内のイメージを持つことができなかったので、補足として読んだ。本書の方が、生命研究自体について詳しい。7〜9章は、この分野の研究の方向性を決めるのに役立つだろうと思う。

    この二冊は結構いい選択だったと思う。詳しくない分野についての本を読むのは、本当に読書速度が遅くてつらくなるけど、疑問が浮かぶのと問題提起をされることで、けっこう楽しみながら読むことができた。不安定と中立、という概念を知ることができたのは収穫だった。

  • 著者:美家成樹

    ファインマン物理学1の序盤に
    あらゆる分野が紹介されてて
    生物おもしろそうだなぁ〜と。

    さらにこの時期
    立花隆を読んでて
    意外にも影響され、

    さらに生物系のバイトの先輩に
    影響され読んでみた。

    生物に関してはまったく素人でも
    わかるように書いている。

    分子生物学を知りたいと思う人はお勧めです。

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