在日米軍 (岩波新書 新赤版 783)

著者 :
  • 岩波書店
3.67
  • (3)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307839

作品紹介・あらすじ

五万人もの兵力が日本にとどまり続けるのはなぜか。米国の新戦略の中で、どのように変化するのか。米国の情報公開制度を駆使して多数のデータを蓄積してきた著者が、在日米軍の知られざる活動や市民生活への影響を報告。日米安保条約の規定を超え出てグローバルに展開するその実態に迫り、米軍なき東北アジアの地域安全保障を構想する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 米軍基地のそばに住んでいないと、なかなか米軍の存在を感じることはない。
    しかし、いまだに日本に米軍が駐留しているということは、
    日本がまだ占領下にあるのと同じなのかもしれない。

    米軍による占領下の日本という視点にたって本書の内容を振り返ってみる。
    たとえば、アメリカの州になっていたら、どうだったろうと考え、
    現状との比較をしてみる。

    日本げ独立国家として存在していることとの関係性が見えてくるかもしれない。

  • [ 内容 ]
    五万人もの兵力が日本にとどまり続けるのはなぜか。
    米国の新戦略の中で、どのように変化するのか。
    米国の情報公開制度を駆使して多数のデータを蓄積してきた著者が、在日米軍の知られざる活動や市民生活への影響を報告。
    日米安保条約の規定を超え出てグローバルに展開するその実態に迫り、米軍なき東北アジアの地域安全保障を構想する。

    [ 目次 ]
    序章 市民意識のなかの在日米軍
    第1章 日米安保下の在日米軍
    第2章 在日米軍の全体像
    第3章 在日米軍の活動を見る
    第4章 脅かされる市民生活
    第5章 在日米軍の将来を考える―非軍事の選択にむけて

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1937年9月1日、兵庫県洲本市生まれ。磁性物理学を専攻し、東京大学大学院数物系研究科応用物理学専攻博士課程修了。工学博士。ブルックヘブン米国立研究所(ニューヨーク州)、東北金属工業株式会社中央研究所、東京都立工科短期大学助教授を経て、1980年よりフリーの活動家・研究者として、さまざまな平和、軍縮、民主化、人権問題に取り組む。 現在、NPO法人ピースデポ特別顧問。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)客員教授、初代センター長(2012~15年)。核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)東アジア・コーディネーター。また、「北東アジアの平和と安全保障のためのパネル」(PSNA)委員。「朝鮮半島非核化合意の公正な履行に関する市民の監視活動」プロジェクト・リーダー、その『監視報告』ブログ・メルマガ責任者。『ピース・アルマナック―核兵器と戦争のない地球へ』監修者、刊行委員長。

「2021年 『北朝鮮の核兵器』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅林宏道の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×