武玉川・とくとく清水 古川柳の世界 (岩波新書 新赤版791)

  • 岩波書店 (2002年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004307914

みんなの感想まとめ

川柳と俳句の違いを考えさせられる作品で、特に親しみやすい句が多く、情景が目に浮かぶような表現が魅力です。著者は、古川柳が持つ人間のたたずまいや世の中の微妙な様子を捉えた美しさを伝えており、読者はその深...

感想・レビュー・書評

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  • 俳句と川柳の違いも、本当に理解しているかと問われると甚だ自信がない。季語が無くても許されるのが川柳なのかな?と、その程度の知識である。

    「武玉川」という句集の中から、おせいどんさんが、面白い、あっいいなぁと感じた句の紹介と解説をしている。

    確かに親しみやすい句も多く、文語調でないので情景も目に浮かびやすい。江戸時代と今では、風俗は違えども人情は変わらないのを一番感じた。

    今でも古川柳がこの世に愛される由縁だろうか。

  • 渡邊十絲子さんオススメの新書の一冊。
    この本を読んで、どうやら自分は川柳というものを誤解していたことに気づかされた。
    筆者も書かれているように、古川柳は「俗に堕さず、高踏的ではあるけれど、人間のたたずまいのおかしみを衝く、世故たけた眼」で作られた美しい詩句だったのである。

  • [ 内容 ]
    『武玉川』(むたまがわ)とは、江戸の俳諧連句の付句(つけ)のうち秀作を集めて編んだもの。
    ご存じおせいさんがその中より佳句を選りすぐり、軽妙な筆致で読みときつつ、スケッチの如くに、江戸に暮らす人びとの生活の機微を描き出してゆく。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

田辺 聖子(たなべ・せいこ):1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒業。64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、以後精力的に書き続け、87年『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年に文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去。

「2026年 『けったいな関係 田辺聖子傑作短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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