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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004307969
感想・レビュー・書評
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久しぶりの読了。2006年に処刑されたサダム・フセイン以降のイラク政治史を、その対外政策と、イラクを取り巻く国際関係から論じる一冊。刊行年は少し古めであるが、まとまりがあって読みやすかった。
イラク政治を考える上で欠かせないのは、やはり石油資源であろう。イラクは豊富な石油を抱えているため、それに依存している国家や企業はイラクを擁護しようとする。湾岸戦争時のロシアとフランスは好例である。
もちろんアメリカも石油資源で金儲けしていたのは同様であり、強硬な政策をとれなかった節があった。それがクリントン政権の煮え切らない態度に表れていた。イラク国内の反フセイン体制派を取り込めなかったのも失敗だったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「テロの背後にはイラクがいる」
登場―反米・反帝国主義に向かうイラク
出会い―石油と革命と戦争と
サダム・フセインの統治術
湾岸戦争
経済制裁の下で生きる
著者:酒井啓子(1959-、国際政治学者) -
(2003.05.17読了)(2003.04.14購入)
【目次】
「テロの背後にはイラクがいる」
登場ー反米・反帝国主義に向かうイラク
出会いー石油と革命と戦争と
サダム・フセインの統治術
湾岸戦争
経済制裁の下で生きる
(「BOOK」データベースより)amazon
湾岸戦争の敗北とその後の封じ込めを経て、いまなお独裁をつづけるサダム・フセイン。事あるごとにイラク陰謀論をとなえ、政権転覆の機会をうかがうアメリカ。その狭間で翻弄されるイラク民衆は、どう生きてきたのか。現代イラクの軌跡をたどりながら、超大国アメリカが中東世界に作り出した矛盾の数々をえがきだす。 -
現代の途上国と呼ばれる諸国は少なからず冷戦期の影響を反映し成り立っている。世界が東西陣営のチェス盤と化した時代にあっては、そこに住む一般大衆の意思など酌まれる事なくゲームが進んでゆく。イラクもその例外ではなかった。
私たちが残した傷跡が未だに彼らを苦しめているとするならば、この生活に何の意味があるのだろうか。 -
シンプル・客観的に書かれていて良かった。
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イラク戦争直前までのイラク情勢について、国際関係を中心に描いている。親しんでいる情報が中心なので読みやすいが、それほど深い考察もない。
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フセインとアメリカの関係が書かれている。アメリカの国益を追求する姿勢はすさまじい。敵に回したら怖いなと思った。
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とても勉強になるのだが
イスラム社会の知識が乏しい私には
ちょっと難しかったみたい。 -
学部に2年生の時のゼミで読みました。内容はイラクのフセイン政権とアメリカの関係。まあ、読み物ですね。
著者プロフィール
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