山を楽しむ (岩波新書)

  • 岩波書店 (2002年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784004308034

みんなの感想まとめ

自然と共に生きることの素晴らしさが描かれた作品で、登山の魅力や、山を通じて得られる教訓が多くの読者の心に響きます。著者は、エベレスト登頂を成し遂げた田部井淳子さんの足跡を辿りながら、彼女のバイタリティ...

感想・レビュー・書評

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  • 圧倒的に男性社会だった日本の登山界。
    「(エベレストに)登っちゃって、ごちゃごちゃ言う人を黙らせるんだ」とギャフンと言わせた田部井淳子さん。
    エベレスト、富士山などの環境保全や故郷福島の東日本大震災被災者支援、高校生との富士山登山。彼女の足跡を辿ると、その足跡の大きさがわかる。
    そんな彼女が好きな道は山の中の自然道。山の上の稜線につけられた山道、トレイル。
    エベレストに登頂した時も、アルバイトでお金を貯め、カーテン布地で登山ズボンを作った女性たちが集まり、600人のポーターと共に歩き、寒いテントで過ごした夜の積み重ねが、この登頂につながったという。
    シェルパには、命を救われたこともあった。雪崩に襲われ、気を失った時、テントをナイフで破って助けてくれたのはシェルパ仲間だったという。

    私も山の仲間から教わったことがたくさんある。
    持っていったものは全部持ち帰る。
    危険を感じたり迷ったりしたら、引き返す。
    何より楽しい会話と美しい朝焼けと満天の星。
    山が呼んでいる。

    • 祈るくまさん
      秋に映画公開なのですね!
      知らなかったです。
      楽しみですね(*˘︶˘*).。.:*♡
      秋に映画公開なのですね!
      知らなかったです。
      楽しみですね(*˘︶˘*).。.:*♡
      2025/08/23
    • まいけるさん
      『てっぺんの向こうにあなたがいる』という映画です。
      吉永小百合さん、のんさんが演じるようです。
      多部純子役を。
      10月31日公開が楽しみです...
      『てっぺんの向こうにあなたがいる』という映画です。
      吉永小百合さん、のんさんが演じるようです。
      多部純子役を。
      10月31日公開が楽しみです!
      ありがとうございます。
      2025/08/23
    • 祈るくまさん
      お知らせありがとうございます!
      観に行きますね〜
      お知らせありがとうございます!
      観に行きますね〜
      2025/08/23
  • どなたかの本棚に大好きな田部井淳子さんの本があったので読んでみた。
    一番感じるのは田部井さんのバイタリティ。
    印象に残った言葉
    稜線をわたる風が汗ばんだ体に心地よく通りすぎてゆく時のあの爽快さ、雄大な自然の中の細い道が人間を限りなく寛大にさせてくれることを感じ、ささいなことに気をとられ、トゲトゲした気分になっていたことがつまらないことに思えてくるのもこういう時だ。
    私は登山をしたことがないので、このような気分を味わったことがないので、すごく残念!
    そのかわり旅行で大自然のなかにはいり、これと似た気分を味わいたい。

  • 登山しないけど登山のドキュメンタリーやエッセイが好き。この本も期待通りの空気感で好き。

  • 【つぶやきブックレビュー】2016年追悼・田部井淳子さん。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00011457

  • 雪山登りにハマッっている我が家では、時々BSで放送されている登山番組を観ているのですが、そこにしばしば田部井さんのお姿が。。
    なんだか雰囲気も発言も、とても女性として初めて世界最高峰のエベレスト登頂に成功したお方とは思えない普通のおばちゃんで、飾らない姿に人柄が表れていていつも好感度大でした。

    そんな田部井さんのエベレストとその後の登山経験等の紀行文をまとめたものが本書です。
    古い本ですが夫が図書館で借りたので私も読んでみました。

    エベレスト登頂までの苦労はもちろんのこと、生い立ちなど、運動が苦手な女の子だったという意外性があったり、雪崩の恐怖やポーターとの交流など世界の山ならではの話も盛りだくさんで飽きずに楽しめました。
    とにかくエベレストから近所の里山までありとあらゆる山を制覇していますが、どの山に出逢っても愛情があふれていて、読んでいて気分がよい本です。

    カヌーイストの野田さん(ファンなの)の著書を読んでいても感じるのですが、世界にはものすごい大自然がたくさんあり、あらゆる冒険をしたあと、結局日本の四季折々の自然の優しさ美しさにかえってくるんですよね。そしてそれを私達に気づかせ守っていく運動を自らしている。。。ゴミ拾いとかシンポジウムとかね。

    外国人から見ても素晴らしい日本の山頂からの景観。。私も大事にしたいです。

  • 三葛館新書 786.1||TA

    著者は世界で初めて7大陸最高峰登頂者となった女性、田部井淳子さんです。
    田部井さんの子ども時代のことや、初めて山に登った時のこと、エベレスト登頂のことなどが綴られたエッセイ本です。世界の山、日本の山、いくつも登頂されてきた著者の登山中のリアルな表現は、まるでその場にいるかのような臨場感を感じます。山の怖さ、厳しさ、そして楽しさ、著者の人生とともに味わってみませんか。
                                   (ゆず)
                                   
    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=43415

  • 世界最高峰のエヴェレストに女性として世界初登頂した田部井さんのエッセイだ。細かい章に分かれていて、軽いタッチで読めるが、彼女が成し遂げたことはとてつもなく壮大だ。
    登山中、一日の行動を終え、テントの中で化粧水をつけたコットンで顔をパタパタとたたくというのが、やっぱり女性だよなあとうれしくなった。

  • お世話になっている水先案内人、田部井さんの著書。幼少期やエベレスト登頂のときのエピソードが心に迫ってきた。山、自然を人生において満喫されている様子がうらやましい。

  •  エベレストに世界で初めて女性として登頂した田部井淳子さんの、山に関するエッセイ集。
     小学生時代はひ弱で、体育が大の苦手だったという田部井さんは、山を歩く喜びを小学4年生の時に知る。]

    「山は競争で登るのではないのだ。どんなにゆっくりでも、自分が歩いて行けば頂上に立つことができる。そしてヤッターという達成感があった。しかし、山ではどんなにつらくとも誰も選手交代してくれないということも、私は小さいなりに体で感じることができた。」

     テレビで拝見しても、普通の飾らないおばさん(失礼!)で、里山からエベレストまで分け隔てせず山を愛する田部井さんの視線がやさしい。

  • 一流の人はやっぱり違う!、を再認識。ピークハント登山にはまったく興味がないが、ソレを成し遂げる人々は実に魅力的で興味深い。

  • 世界各国で登山をしてきた田部井さんのエッセイ集。
    世界を旅した気分になりました。

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著者プロフィール

登山家。1939年生まれ。1975年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として女性として初めて世界最高峰エベレストに登頂。1992年には女性初の7大陸最高峰登頂者となった。登山に関する著書多数。2016年逝去。

「2021年 『田部井淳子 山の単語帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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