食の世界にいま何がおきているか (岩波新書)

著者 :
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308171

作品紹介・あらすじ

食料生産は長いこと自然の中で営まれてきた。ところが、近年、バイオテクノロジーなど先端技術の開発によって、その姿が劇的に変わりつつある。当り前になってきた先端技術による食料生産の実情をレポートするとともに、食の安全を考える契機ととなったBSE(狂牛病)やサプリメントの問題にも言及して、食の世界の今後のあり方を考える。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    食料生産は長いこと自然の中で営まれてきた。
    ところが、近年、バイオテクノロジーなど先端技術の開発によって、その姿が劇的に変わりつつある。
    当り前になってきた先端技術による食料生産の実情をレポートするとともに、食の安全を考える契機ととなったBSE(狂牛病)やサプリメントの問題にも言及して、食の世界の今後のあり方を考える。

    [ 目次 ]
    序章 食の安全が問われた日本
    第1章 野菜の世界が変わった
    第2章 山からヒラメがとれる
    第3章 アメリカにおけるBSE対策
    第4章 日本を揺さぶったBSE
    第5章 プリオン病への挑戦
    第6章 新段階の遺伝子組み換え食品
    第7章 イネ・ゲノム解析競争
    第8章 改造します、牛と豚
    第9章 サプリメント・現代の食の断面
    終章 食の世界におきていること

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2002年刊。著者は東京農業大学客員教授、元NHK解説委員。著者の狂牛病関連書の読破歴あり。本書は、その続編を意図したのか、BSE関連章が多い。喉元過ぎればなんとやら、にならないためにも、時にはこういう情報を反芻するのも悪くはないだろう。完全に撲滅したわけでもなく、原因も完全には把握できず、クロイツフェルト・ヤコブ病の治療法も見つかっていない。ならば尚更…。勿論それに止まらず、遺伝子組換え作物、クローン技術等、遺伝子工学的な問題にも多く頁を割く本書。また、食品偽装、日本国内での無登録農薬使用にも言及。
    後者に関しては、中国の農産物の問題だけではないということを知らされ、利益追求と食品安全との両立と相克とを思い知らされる感あり。

  • ちょっと前の本になるけど、口蹄疫やBSE、遺伝子組み換え食品など、ちょっとわかった気がした。

    食べる方が選ぶ基準と意識を持って食べなければならないなぁ。

  • BSE(いわゆる狂牛病)やそれに関連する病気、遺伝子組み換え産業に関する本。
    2002年とやや古い印象だが当時の最先端だったのだと思う。

    基礎知識が全然ないだけに、流通産業の存在の大きさというものを初めて実感。
    安ければ、早ければ(入荷が)いいという風潮が流通産業、ひいては第一次産業の効率化を促進しているといわれても、わかっても難しい。消費者もそこまでゆとりがあるわけではない。

    だから、消費者も自分がどの領域に重きを置く(お金をかけられる)かを自分で決める必要があるのだろう。
    そのために基礎的な知識を得るツールとして新書は便利だと思う。

  • 食料を生産する仕事は、農作物であれ家畜であれ、一つの生命産業である。
    という後書きが印象に残った。
    新しい技術で生産性を高めることは、これからの食糧危機を目の前にすると必要なことだが、農薬、遺伝子組み換え、クローン、山の中の魚なんかの問題は、受け入れるまで多くの時間を使わなくてはいけないと感じた。
    またカット野菜やサプリメントなど、消費者が食生活に関心を失ってきていることは問題である。
    食を通して、文化を学ぶことを行わなければいけないと感じた。

  • 使える新書 教養インストール使える新書21世紀の論点編

  • 「スローフードな日本」もよかったけど、
    こちらもかなりおすすめです。
    「へー」「うそー」のオンパレード
    間違いなし。
    あまりにもお皿の外のことを
    知らなさすぎた自分を反省。

  • 農学部の人は必読。やと思う。昨今の様々な食料(食糧)問題について書いてあります。BSE,GMP(遺伝子組み換え食物)などがキーワードでしょうか。

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著者プロフィール

東北大学文学部卒業後、昭和34年NHKに入る。昭和49年解説委員室解説委員、平成13年解説員を退職。現在、明治大学農学部客員教授。

「2002年 『問われる食の安全性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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