地球の水が危ない (岩波新書)

  • 岩波書店 (2003年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004308270

みんなの感想まとめ

水問題を包括的に論じた本書は、著者の深い思いが込められており、読みやすさと情報の豊富さが魅力です。国際河川や国際湖、アジアの水循環についての理解が深まることで、これまで知らなかった視点を得ることができ...

感想・レビュー・書評

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  • SDGs|目標6 安全な水とトイレを世界中に|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705495

  • 素晴らしい。
    2003年の近著であるだけのことはあり、著者高橋の色々な思いはすらすらと読むことができた。
    一方で、国際河川・国際湖について(メコン川、アラル海等)や、アジア・モンスーンという地域(そしてそこでの水循環観測)の重要性について等、これまでほんの少ししかかじっていなかったこと、よくわかっていなかったことも読んで理解することができた。
    これまで手に取っていなかったことを恥ずかしくさえ感じてしまう一冊。大変な文化人なのだろう。

  • 「水問題」といわれる問題を包括的に論じた一冊です。

    新書で、そこまで分厚い本ではないですが、十分読みごたえはありますし、勉強になります。

    それだけシンプルにまとまっているという点ではおすすめできますが、関連する知識がない状態では理解が難しいかもしれません。
    日本人として、この問題をどう考えるべきか、それのヒントになるような内容にはなっています。

  • 流石に情報が古く、縦割りの悪弊を残している感は否めないが、危機の状況、国際河川の争点、日本人の水開発に係わる意識の記述に関しては参考になった。

  • [ 内容 ]
    世界中で水不足、水汚染、洪水が頻発している。
    また陸地の四五%を占める国際河川流域で対立や紛争が絶えない。
    このように深刻化する水問題は、膨大な食糧輸入などを介して世界の水環境に大きな影響を与えているが、日本にもその責任の一端があるのではないか。
    世界各地の水問題の現状を報告し、その危機的状況を訴える。

    [ 目次 ]
    序 地球の水が危ない
    1 地球環境と水の危機(水需要の増加と将来予測 深刻な水不足と水汚染 ほか)
    2 紛争の絶えない国際河川・国際湖(地球の全陸地の半分近くは国際河川流域 中近東河川の紛争 ほか)
    3 世界の水問題と日本人(日本は大量の水を輸入している 日本の第二次世界大戦後の水開発 ほか)
    4 アジアの水問題と日本(地球の水危機への世界の対応 なぜモンスーン・アジアか ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 水本当に人間にとって最大事なもの。

  • 水、人間が生きていく中で欠かせないものです。日本は世界でも一人当たりの水消費量がもっとも多い国といわれています。それは日本人の生活習慣と関係あると思います。その一方、世界では多くの人たちが水不足といわれています。テレビでもよく紹介されるが、特にアフリカ地方は熱帯で水不足なので、生活が非常に苦しいと思います。大学で環境と社会という授業を受けていますが、その授業の中でもよく水問題について触れることが多いです。今まで、水不足の生活をしたことがない私たちにはその苦しさがわからないと思いますが、普段の生活から水を大事にしながら心がけましょう。

  • なかなか難しくマニアックな文章ですが、

    水問題は深刻だ!ということは十分理解したつもりです。

  • この本を読もうと思ったのはタイトルが気になったからです。
    地球の水が危ないとありますが自分は今水で困ってはいないのでどういうことだろうと思い読みました。
    この本で気になったのは深刻な水不足と水汚染が原因で世界では年間約400万人、約8秒に一人の割合で死者が
    でていることそして、アフリカ・アジアの途上国の五歳以下の乳幼児がその過半であるということ。
    そして水を求めての紛争が世界中にあることです。
    この本では河川を求めての対立が書かれていました日本は島国ですので他の国と水を求めての対立など
    はありませんが海外では河川を求めての争いが絶えないのだなと思いました。
    この本を読んで思ったことは日本にいる自分は恵まれているなということと世界では水問題が深刻
    なんだなと考えさせられました。

  • つまり人間生活は危機にひんしている

    ぴんち
    なんとかしなきゃ
    世界の小池。

  • 世界の水の現状について知ることができます。

  • 日本に住んでいると水問題をあまり深刻に捉えられない。蛇口をひねったら溢れ出てくる。スーパーには豊富な種類のミネラルウォーターが陳列されている。本書を読むと、世界諸国の水問題がいかに深刻かを痛感させられる。特に興味深かったのは、国際河川・国際湖で起こっている紛争について。生物に必要不可欠な資源の不足が深刻化し、人種問題にまで発展している現状には驚いた。日本の治水事業の在り方などにも触れられており、水問題に関して新しい視点からの考え方を与えてくれる1冊。

  • 分類=水問題。03年2月。

  • 世界中で水不足、水汚染、洪水が頻発している。このような水問題は、食糧輸入などでバーチャルウォーターを輸入している日本にも責任の一端があるのではないか?という考えを前提に、世界各地の水問題の現状をみて、危機的状況を訴えようとする一冊。

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著者プロフィール

1927年静岡県生まれ。東京大学名誉教授、日仏工業技術会会長。治水・利水と河川環境を統合した新しい河川工学の分野を切り開き、国内外で水災害の軽減や河川環境の改善に貢献。2015年日本国際賞受賞。

「2015年 『日本固有の防災遺産 立山砂防の防災システムを世界遺産に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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