宇宙人としての生き方―アストロバイオロジーへの招待― (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308393

感想・レビュー・書評

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  • 地球惑星科学の専門家でありながら、哲学的思想と宇宙的視野を持った人だ。私は今までとは少し違ったものの見方ができるようになった。私も著者を見習い、「地球にやさしい人間」にはならないようにしよう。

  • SFとかオカルト系の本じゃないよ。物事を宇宙レベルで考えて生きようという本だよ。視座を高める事がどれくらい大事かという事を再認識させられる素晴らしい本だったなー。

  • 宇宙の歴史は情報が生まれてきた歴史。
    未来にかけて情報をどうつくっていくか

  • 2013.9.21 読了

  • たぶん図書館のリサイクル市でもらっていて、ずいぶん本棚にねむっていた本。ふと取り出して読んでみた。最新の成果はふまえていないが、おもしろかった。私も授業で何度も言ってきたけれど、「地球にやさしい」なんていうのは人間のおごり以外の何物でもなくて、環境破壊と言われているものは、地球上の一部の生物(とくにヒト)にとっては住みにくい環境をつくってしまうのかもしれないが、地球自体にとっては屁でもない。この何十億という年月の間に地球の環境は大きく変わってきた。そしてたまたまこの何万年かはヒトに住みやすい環境であるというだけ。だからと言って、何をしてもいいということにはならないけれど、環境問題を云々する人の中には、自分の利益ばかりを追求する人も多そうなので、そのあたりは気をつけないといけない。

  • キーワードは「人間圏」。宇宙人の目線で見たヒトは、もはや、生物界のひとつの種を超えて、「人間圏」を作り出している存在だ。つまり「大気圏」「海洋圏」「大陸圏」「地殻圏」「マントル圏」・・・というレベルで地球の構成要素としての地位がある。このスケールで見ると、CO2排出や汚染物質のような環境問題を、善悪とか倫理で片付けるのは、人間中心主義だと指摘する。宇宙人の目線での観察が必要になるのだ。150億年のスケールで、地球システムという環境の変化を駆動してきた要因は、太陽エネルギーや地球内部の熱エネルギーだったり、生物の進化(代謝)だった訳だが、そこに人間活動が加わった事を客観視しなければならない。それでも人間圏の将来は、他の物理条件と異なり、我々人間にとって恣意的であるのが特徴的なのだ。

  • 地球に住む人間を「宇宙人」と捉えるという発想が、素晴らしい。巨大な空間と過去から続く膨大な時間の中で物事を考えるというスケール感を見習いたい。地球上の出来事が些末に思えてくる。

  • 久しぶりにアドレナリンが出た本でした。これほど大きなスケールで物事を考える機会を得られる本は希少だと思います。地球人として、宇宙から私達をみたらどうなのか、そして、この宇宙が生まれからの歴史の中でこの世界はどのように流れいているのか、そんなことが書かれている、アドレナリン大放出の本でした!!

  • 読書において

    新たな知識を得られるのは当たり前。発想についてもざら。
    ただ、発想の枠組みそのものを変えてくれるような本に出会えるのは本当に稀です。

  • 私たちは、生命の機能を借りている存在であって、私たち人類の存在理由は、宇宙を認識することにある。

    以上が、この本のメッセージの要諦だと思う。
    以下、感想。上のような自覚を人類が持つようになるのはいつのことなのか、それまでに私たちはどれくらいの生命を潰していくのか…

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