外務省-外交力強化への道- (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308485

作品紹介・あらすじ

首脳会談で扉を開いたとたんに拉致・核問題で手詰まりに陥った日朝交渉。イラク戦争にはいち早く支持を表明、新法制定に着手した日米同盟関係。それらの担い手たる外務省とはどういう組織か。豊富な取材と資料をもとに、外務省の体質や政策決定過程のあり方を多角的に検証しながら、外交力を強化するための具体的提言を行なう。

感想・レビュー・書評

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  • 国家戦略を欠く日本の外交の姿がジャーナリストによってわかりやすく描かれています。
    薬師寺さんって『外交激変』のインタビューアーの一人ですよね。柳井さんのコメントが多々出てきたときに思い出しました。外交激変のほうもおもしろかった。

    勉強にはなった、けれどおもしろかったかと言われればふむ、、、という感じです。

  • 本には全く書いてない話題ながら…。笠井(葛西)正信なる名前の贋コリアン・プリンス(レプリカ。複数いる)を日本国の外務省は支持すべきではない。世界ハリジャン会議擁立説、内調(内閣調査室)/宮内庁関与説も考えられ、真相は確定されていないが。 60

  • 面白そう

  • 地元のブックオフで購入する。ブックオフは、久しぶりです。このブックオフは、独特です。漫画は、充実しています。新書も充実しています。他のブックオフと比較して、安価です。他のブックオフは、100円、350円です。新しい本は、350円です。それに対して、この店は、100円、200円です。また、最新刊も、200円です。文庫も充実しています。問題は、雑誌です。文芸春秋、日経ビジネス等の定番もありません。著者は、元論座の編集長です。再読です。前回読んだときは、それほど高い評価ではありませんでした。今回は、素晴らしいと思いました。特に、対北朝鮮外交の部分です。日本側の一部は、独自外交が可能だと思ったようです。それに対して、米国は、日本に対して、明確にノーとは言えませんでした。もちろん、米国は、懸念を示しました。何故ならば、日本は独立国だからです。では、何故、対北朝鮮外交は失敗したのでしょう。第1に、外務省は、一枚岩ではなかった。交渉は、一部の幹部のみによりおこなわれた。他の幹部は、全く知らなかった。そのため、他の幹部は、非協力的だった。他の幹部は協力していれば、別の結論が導かれたのではないのか。第2に、世論です。世論を説得することに失敗しました。これには、同情します。どんなに努力しても、無理だと思います。ただし、この部分に、不満がないわけではありません。世論を煽ったのは、外務省の外の勢力だったのでしょうか。僕には、疑問が残ります。外務省内に、世論を煽った人たちがいたのではないのでしょうか。彼らの目的は、二つです。第1の目的は、北朝鮮との国交樹立は、米国との関係を損なう。第2の目的は、国交樹立は、田中氏の手柄になることです。ただし、誰が、どのような動きをしたのか不明です。さらに、米国の役割です。米国の利害は、明白です。ただし、どんな役割を果たしたのでしょう。知りたいです。また、日米同盟です。米国側の要求により、日米同盟を強化してきたと指摘しています。本当にそうなんでしょうか。もちろん、そういう部分もあります。実は、日本側の要望に沿って、アメリカが要求した形をとっていたのではないのでしょうか。それにしても、ひどい文章ですね。ブログを読み返してみると、意外に、下手ですが、まともな文章を書いています。やはり、思い入れがないと、こういう文章になってしまいます。それにしても、支離滅裂です。

  • 日常的な事務に加えて国会対応などに忙殺される現状では長期的な視野から国益に沿った外交政策の提言などできない、また日本独自の外交政策など取り得なかった冷戦時代が続き、構造的にも硬直してしまったことで、そのような能力も無くなってしまったと。。

    外務省の改革、外交機能の強化はその通りなんだろうけど、
    まあまずは小選挙区制度を廃するところからじゃないかな。。

    しかし著者のいわゆる歴史認識がやけに偏ってるなと思ったら朝日新聞出身だったのね、しかも論説委員とは。。歪むわけだわ。

  • 内側と外側から見た外務省に関する

  • [ 内容 ]
    首脳会談で扉を開いたとたんに拉致・核問題で手詰まりに陥った日朝交渉。
    イラク戦争にはいち早く支持を表明、新法制定に着手した日米同盟関係。
    それらの担い手たる外務省とはどういう組織か。
    豊富な取材と資料をもとに、外務省の体質や政策決定過程のあり方を多角的に検証しながら、外交力を強化するための具体的提言を行なう。

    [ 目次 ]
    第1章 日朝交渉の挫折
    第2章 変貌する日米同盟
    第3章 問われた外務省の体質
    第4章 新外交を阻む冷戦の残滓
    第5章 内交の時代
    第6章 外交力強化への道

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    [ 参考となる書評 ]

  • 大平首相になるまで日米同盟という言葉は使ったことがなかったそうだ。

  • 図書室で借りました。

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著者プロフィール

東洋大学社会学部教授。1955年生まれ。朝日新聞論説委員、月刊誌『論座』編集長、政治部長などを務め、現職。著書に『証言 民主党政権』(講談社)、『外務省』(岩波新書)。編著に、『村山富市回顧録』(岩波書店)、「90年代の証言」シリーズの『岡本行夫』『菅直人』『宮沢喜一』『小沢一郎』(以上、朝日新聞出版)など。

「2014年 『激論! ナショナリズムと外交 ハト派はどこへ行ったか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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