明治維新と西洋文明―岩倉使節団は何を見たか (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.23
  • (2)
  • (4)
  • (13)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 79
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308621

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    1 明治維新と『米欧回覧実記』/2 西洋文明との出合い/3 政治と教育/4 資本主義のシステム/5 社会への視点/6 科学と文化/7 『米欧回覧実記』と『文明論之概略』-蒲安臣使節団ならびに中江兆民とも関連して

  • (後で書きます)

  • 明治初期の岩倉使節団についての本は何冊か読んだことがあったがみな近代工業の見学と賞賛、日本への導入と移植の視点からのものだった。
    本書は岩倉使節団が見てきていながら、その後の日本が選択しなかった地方分権や社会システムについても焦点をあてている点が興味深い。
    明治日本はこの後、中国・ロシアと戦争をしながら大陸に進出し、米英とも戦い昭和の大破局を迎えるのだが、岩倉使節団のこの時点の西洋評価と選択によってはまた違った可能性があったのかも知れない。
    そういうことを考えながら本書を読んでいると、明治日本が身近に感じられて実に楽しいと思えた。

    2017年6月読了。

  • 『米欧回覧実記』から読み解いて行く岩倉使節団。著者田中彰先生は、「実記」を使節団の公式報告書として重視するというスタンス。立場が明確で、論も面白い。研究のお手本のような一冊!

  • [ 内容 ]
    男女の風俗、議会、工場、博物館―明治初年の「岩倉使節団」は、西洋文明との衝撃的な出会いを体験した。
    その報告書『米欧回覧実記』を丹念に読み解き、近代日本がそこから何を受け止め、何を排除していったのかを考える。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 明治維新当時の日本について書かれている。
    が内容は難しい。

  • 岩倉使節団にキュンとしますよ。

  • 分類=幕末維新期・外交・岩倉使節団・米欧回覧実記・田中彰。03年11月。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

田中 彰(たなか・しょう)
1952年、神奈川県生まれ。1975年、東海大学海洋学部水産学科卒業。1980年、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。同年より本学海洋学部水産学科に勤務し、1994年から教授、2014年から大学院生物科学研究科長。1990~1991年に、米国ウッズホール海洋研究所の訪問研究員として、海洋動物の行動調査を行う。専門は海洋動物学、保全生態学、特にサメ類などの高次捕食者の生態、生活史の研究。駿河湾を眼前にした海洋学部のメリットを活かし、深海に生息するサメ類の研究をライフワークとし、そのほか熱帯の河川に生息する淡水産サメ・エイ類の研究を世界の未開な地域で行ってきた。国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会サメ専門家グループ、日本水産学会、日本魚類学会、日本板鰓類研究会などに所属。著書に『美しき捕食者 サメ図鑑』(実業之日本社)、『深海ザメを追え』(宝島社)など。

「2022年 『世界のサメ大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×