感染症とたたかう -インフルエンザとSARS- (岩波新書)

  • 岩波書店
3.40
  • (1)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308706

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 副題の示すとおり、インフルエンザについて分かりやすく説明されている。
    専門用語はなく、一般向き。本書を読んで実践することで、罹患者は減るだろう。
    刊行は10年前だが、内容に古さは感じない。大規模感染症を理解するための、基礎編として良いだろう。
    治療薬(予防薬)は、新しい商品が出ており、対策方法は以前より確立している。しかし、感染症は、予防と疫学が重要である。
    また、麻疹、風疹といった数年前に流行した感染症の解説もある。予防接種のあり方を考える、良い機会と思う。(インフルエンザ予防接種も含めて)。
    人獣共通感染症については、呼吸器以外では感染性を持たないということであるが。

  • 2003年刊行。新型インフルエンザが猛威を振るうのではないか、と恐れられた時期、テレビでの解説に引っ張りだこだった著者。彼女らが、①新型インフルエンザ、②SARS、③成人麻疹、④風疹と先天性風疹症候群について実像を解説する。どれも決して油断できないが、成人麻疹はかなり恐ろしい感染症ではないか、との気が…。

  • 三葛館新書 493.87||OK

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=43356

  • [ 内容 ]
    世界中を震撼させたSARS感染症。
    輸送や通信がグローバル化した今日、もはや感染症対策は個人でも一国の問題でもない。その中で、スペイン風邪など歴史上猛威をふるった、いわゆる新型インフルエンザの再出現が不幸にも確実視されている。
    感染症対策の最前線で働く著者らが、その影響予測と対策について提言をおこなう。

    [ 目次 ]
    1 インフルエンザは「かぜ」とはちがう
    2 新型インフルエンザの脅威
    3 インフルエンザワクチン
    4 SARSの流行と対応――新たな感染症に挑む国際社会
    5 成人麻疹
    6 風疹と先天性風疹症候群
    あとがき

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 4004308704  258p 2005・11・25 3刷

  • 今、インフルエンザがはやっているので、みんな気をつけましょう

  • インフルエンザをはじめとする感染症について丁寧に解説している。新型のウイルスがすべて鳥が持っているウイルスに由来することや、過去の新型インフルエンザウイルスのほとんどが中国南部から始まっていることなど、一般にあまり知られていないことも多い。
     その上で、インフルエンザウイルスでは突然変異が高い割合で起こるので、鳥からヒトへの感染が繰り返されるうちにヒトからヒトに感染する突然変異ウイルスが出現することなどを警告している。アジアを中心に鳥インフルエンザが大きな問題になっているだけに心配だ。
     さらに、今、「スペインかぜ」と同程度の感染力と病原性を持つ新型インフルエンザが出現すれば、全世界の人口の25%〜40%が感染・発病し、600万人以上が死亡するという推定には恐ろしさを感じる。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

白鷗大学教育学部教授・元国立感染症研究所研究員。医学博士。
専門は免疫学、感染症学。学校で流行る感染症の予防と対策を研究している。著書に『人類VS感染症』(岩波ジュニア新書)、監修に『気になるあの病気から自分を守る!感染症キャラクター図鑑』(日本図書センター)など。

「2017年 『病気をふせぐしくみがよくわかる! からだの免疫キャラクター図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田晴恵の作品

感染症とたたかう -インフルエンザとSARS- (岩波新書)に関連するまとめ

ツイートする