教科書が危ない: 「心のノート」と公民・歴史 (岩波新書 新赤版 886)
- 岩波書店 (2004年4月20日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004308867
感想・レビュー・書評
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徹頭徹尾、頭から終わりまで、「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」「心のノート」の批判で埋め尽くされた本であった。
岩波書店というフィルターを通している以上は仕方がない話なのかもしれないが、「新しい~」以外の歴史教科書の状況には触れないし、「心のノート」批判は揚げ足取りとしか思えないものも多い。センセーショナルなタイトルで物議を醸すこと自体に意義があったのだという印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
例の「つくる会」の歴史と公民の教科書に関する指摘は、なるほどこういう風になっていたのか!とびっくりすることだらけ。某隣国の人々に騒がれてもしようがないのかなと思った。で、『心のノート』だが、これをもし1教師が自分のクラスのためだけに作ったものだとしたら問題ないかもしれないが、やはり国家に押し付けられたところに問題があるのだろう。筆者の言うところの「心の鋳型」これを肝に銘じておくべきかもしれない。
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分類=公民・歴史教科書。04年4月。