日本縦断 徒歩の旅 65歳の挑戦 (岩波新書 新赤版891)

  • 岩波書店 (2004年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004308911

みんなの感想まとめ

日本を徒歩で縦断した旅の記録は、著者のジャーナリストとしての視点から描かれています。北海道から沖縄までの3300kmの道のりを通じて、著者が出会った人々や風景が描写され、読者に旅の魅力を伝えています。...

感想・レビュー・書評

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  • 先日報道カメラマンの石川文洋さんが亡くなった。
    石川文洋さんの戦地の写真集にもじっくり観たいが、「65歳の挑戦」という文字が目に飛び込んできたので、この本を優先させることにした。

    「お金にならないことを一生懸命にするのは、最大の贅沢である。私の旅もお金にならないのに、毎日汗を流して歩いているが、とても贅沢な旅をしていると思っています。」
    石川さんの言葉に共感!
    車中心の道路だから、トンネルの中、歩道のない道路、草木が伸びている歩道で苦労したという。
    北海道から日本海側を歩き、沖縄までの旅。井戸端会議が減ったことを感じつつも、土地土地ではたらく人々と交流しているさまがまぶしい。
    小林多喜二さんのお姉さんと親しかった方や開高健さんや灰谷健次郎さんとの交流など石川文洋さんならではの旅日記が続く。
    随所に石川さんがカメラマンとして観て経験された戦争のエピソードも織り込まれている。
    子ども達のあいさつが石川さんを笑顔にしていたのも嬉しかった!やはり子ども達のもっているエネルギーは素晴らしい。
    私もいつかは…。

  • 歩くことが苦にならない65歳の著者は、2003年7月15日北海道宗谷岬から日本海側ルートをとり同年12月10日沖縄那覇まで3300km、5ヶ月かけて歩く。
    本書はゆく先々で偶然知り合った人や、新聞で紹介された記事を読んでわざわざ会いに来た人など、その日のよしなしごとが日記メモ風に書かれている。65歳とはいえ、まだ報道カメラマンとしての仕事をしているので、旅先で原稿を書かなければならない。基本は、民宿泊まりで、食費やその他諸々1日の予算一万円、荷物のやりくりや宿の手配は実家で待機している奥さんがヘルプ。
    さて、本書を読んだ読者の反応はどうなんだろう。自分もやってみようとは(多分)ならないし、だとすれば65歳の親父スゲェなくらいか。つまり、読者との共感や感動よりも、注目を浴びたい筆者のやりました感溢れる作品となっている。それは、今回の旅を人知れずこっそりやるのではなく、計画を新聞記事にしてから出発していることからも(さらに本書の出版もね)想像できる。もちろんそれ自体が悪いわけではないんだが…
    また、旅先日記のところどころで左派お得意のお花畑平和論が顔を出すのも辛い。彼の略歴を見ると、案の定朝日新聞社とつながりがありました、ちゃんちゃん。

  • 北海道から沖縄まで徒歩で縦断したジャーナリストの記録。マラソン、ウォーキングが好きな私の心を動かし、見つけたときに「読んでみたい、俺もやってみたい」と手に取る。

    どこで何した、誰にあったなど旅日記的に書かれており、私が知りたかった、どのようにやどこが苦労ポイント、装備は?と実際にやるにはの参考にしたい情報は少ないように思えてやや残念。が私にウォーキング長旅魂に火をつけてくれた本としてありがとう!

  • ここのところ、続けて石川文洋の本を読んでいて、どれも面白かった(という表現が正しいかどうかは別にして)ので期待していたら、意外なことにつまらなかった。近所のおっさんの日記を読まされているみたい。日本を歩いて縦断して、何を見て、何が面白かったのかもよくわからない。旅先での人との出逢いもちょっと立ち話してみました、程度。
    上手とはいえないこの人の文章は、普通じゃない場所で、普通じゃないことを、普通の言葉で語るから際立つのだということに気づいた。写真もほとんどないし。写真集が別にあるんだろうか?

  • 感想未記入

  • 父が出てくる。

  • 宗谷岬から那覇まで、3300kmを歩いたカメラマンの記録。北海道内の行程は、私自身が時点で旅したルートとほぼ同じで、懐かしくなった。沖縄でのゴールは、"走る男"を思い出した。

  • [ 内容 ]
    歩くことの大好きなカメラマンが、少年の頃からの夢、日本列島縦断をついに敢行。
    北海道・宗谷岬から故郷の沖縄・那覇まで三三〇〇キロ、五ヵ月に及んだ旅は、どのような日々を刻んだか。
    クルマ優先の道路、農漁業の現状、自衛隊基地・原発、そして美しい自然、懐かしい人との再会…。
    日本と日本人の現在を写真とともに伝える全記録。

    [ 目次 ]
    序章 なぜ縦断徒歩の旅か
    第1章 自然の美、人情の美―北海道
    第2章 移りゆく日本を見る―東北・北陸
    第3章 ファインダーの向こう側に―近畿・山陰
    第4章 歩きながら考える「平和」―九州・沖縄
    終章 三三〇〇キロを歩き終えて

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • アラン ブース「ニッポン縦断日記」から日本縦断つながりで読む.
    著者は私は知らなかったがかつて戦場取材に活躍したカメラマンらしい.新聞,雑誌に寄稿しながらの日本縦断の徒歩旅行である.妻が自宅から様々にサポートし,途中では荷物を持ってきたり持ち帰ったりしてくれる.また旧知の人たちが地元で歓迎し,時には一緒に歩く.新聞を見た人がものをくれる.という感じでブースのように一人で格闘する感じはない.日本海沿いの幹線道路を歩くことが多いのも,山道が多かったブースとの違い.どちらに共感するかと言えばガイジンだが普通人であろうとするブースだ.非常に特別な立場にある人しか,この本のような旅はできないだろう.
     また著者は歩きながらも,国際情勢を気にかけ,日本の政治を憂える.私からみればせっかく歩いているのにそんなこと考えなくてもと思ってしまう.楽しくなさそう.

  • 65歳になった「ベトナム戦争カメラマン」が北海道から沖縄までをひとり歩きとおす。石川文洋だから成り立つ企画であり、僕では成り立たない企画。著者の名前での企画だなー。

    ただ、年をとってからどういう旅をしていくのかというは、大きなテーマ。ひとりのんびり歩くのもいい。健康には随分いいらしい。ダイエットできるし、その他のいろんな数値が改善されるらしい。

  • 三葛館新書 291||IS

    移動のスピードによって人の目に入る景色は変わったものになる経験はしたことがありますよね。
    世界を駆け巡った報道カメラマンが今度は徒歩旅行にでました。
    宗谷岬から沖縄喜屋武岬まで徒歩でしか見つけられない日本の姿が描かれています。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=43382

  •  S291//  新書コーナー

  • 母がくれた本。<BR>
    著者の石川さんは母の知人ださうで、表紙をめくつたところにサインを頂いてゐる。<BR>
    そこに記されてゐる言葉、「夢は實現する」。<BR>
    <BR>
    65歳を機に、日本を徒歩で縱斷するといふ、かつての夢を實現するために出發する。<BR>
    若き頃、ベトナム戰爭での從軍記者として活躍された石川さんならではの氣骨を感じた。<BR>
    <BR>
    さて、私はこのやうに素敵に年をとることが出來るだらうか・・・<BR>
    そして20年後、このやうに氣力に充ちた状態でゐられることだらうか・・・<BR>
    <BR>
    2004年8月13日讀了

  • 歩いて旅する。昔の人は贅沢なたびをしてたんだなあ。とにかく老後の目標ヒトツ見つけ。

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著者プロフィール

報道写真家

「2011年 『ベトナム検定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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