障害者とスポーツ (岩波新書 新赤版896)

  • 岩波書店 (2004年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004308966

みんなの感想まとめ

障害者のスポーツは、単なる制約を超えて「何ができるか」に焦点を当てることで、用具やルールの工夫を通じて新たな可能性を切り開いています。この本では、障害者スポーツの魅力や意義、歴史、さらには社会的課題に...

感想・レビュー・書評

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  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00161026

  • <閲覧スタッフより>
    障がい者スポーツではなく障がい者のスポーツとは?それは「何ができないのか?」ではなく「何ができるのか?」に視点を向けて用具やルールを工夫して行われるスポーツです。そんな障がい者のスポーツの魅力から社会的課題まで紹介してくれる本です。




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    所在記号:新書||780.1||タカ
    資料番号:20074852
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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705526

  • 意義、課題、歴史、内容。ちょっと古いが障害とスポーツをめぐる話題が網羅されている。ショッキングな話題、感動的なエピソードもある。一度は競技を生で見てみたい。

    ・そもそも「障害者スポーツ」という特殊なスポーツはありません。障害のためにできにくいことがるだけだという理念のもとに「何ができないか」ではなく、「何ができるか」に視点を向けて、用具やルールを工夫しながら行われているものを「障害者のスポーツ」と呼んでいる。
    ・パラリンピックの創始者グットマン博士:失った機能を数えるな、残った機能を最大限に活かせ
    ・1.スポーツによって筋力、協調運動、巧緻性、スピードや持久力といった基本的な体力を含めた全身的な機能が回復・向上される。2.スポーツによって心に余裕を持たせ、自信や勇気を取り戻し、物事に積極的に取り組む姿勢が呼び覚まされる。3.スポーツは一人で行うよりも集団で行うことがより楽しく、より運動効果を高めることができる。障害により孤独になりがちな障害者にとって、スポーツは社会の一員としての自信を取り戻すために有効である。
    ・スポーツの医療における効果は、すでに紀元前に述べられている。
    ・ソウル大会の組織委員会が使った「パラリンピック」は対麻痺者の「パラ」ではなく、「並行した、もう一つの、同時に、同じもの」の意味を持つ「パラレル」とオリンピックの合成語で、もう一つのオリンピックという意味が込められている。
    ・問題:ドーピング、スポーツ障害、クラス分け、発展途上国の参加

  • ソチのパラリンピック期間中に読了。平明で優しい文章に、1974年長居障害者スポーツセンターの開設とともに障害者スポーツに寄り添ってきた筆者のまなざしが溢れています。アテネ五輪の前に出版された本ですが論点や問題は変わっていないと思います。ロンドンでフューチャーされた「Super Human」。さらに2020年のパラリンピックはきっと日本の社会を変えていくはずです。

  • 【配置場所】工大新書A【請求記号】780||T【資料ID】91040780

  • 内容は、2004年の時点の情報ですが、いろいろとおもしろかったです。

  • 障害者が関わるスポーツについて、歴史や意義について記されていた。リハビリの一環だった時代からすすみ、障害がある方もスポーツを楽しむことができる」環境が整ってきた。今ではリハビリ、競技、その中間であるレクリエーション『楽しみ』重視でできるスポーツも増えてきている。

    感じたことは「自尊心の向上」「文化の醸成の必要性」

    スポーツのよいところは自分のペースでいろいろな段階に取り組めることである。そしてある段階がベイビーステップであってもクリアできると「できた!」という自信を持つことができることである。この「できた!」という感覚が自己効力感となり、次の段階へチャレンジする気持ちを生み、それが更に大きな段階への自信につながっていくことができる。このことを改めて認識させられた。

    とはいえ、またまだ障害者とスポーツを取り巻く社会の理解は低い。当たり前にスポーツを楽しめる、当たり前に競技として取り組める環境作りのため、文化として深め、根づかせていくことが大切である。誰もが人ごとではなく、社会全体で「当たり前」を考えていけるよう、『障害者が行えるスポーツ』ではなく、『何らかの障害者のある人も子どもも高齢者も行えるスポーツ』という視点を持ち続けたい。

  • 障害者とスポーツの関係はかなり深い関係がある。今では、障害者のオリンピックがある。そのオリンピックは、パラリンピックと言って、身体に障害がある人がオリンピックと同じように競技を行う。パラリンピックを見ると障害者とは思えないほどの凄い身体能力がある。障害の無い人と替わりないほど凄い。この本を読んでいると障害者も障害者じゃない人も全然変わらない気がしました。みなさんもこの本を読んで障害者とスポーツのつながりを知って下さい。


  • もともとリハビリテーションとして始まった障害者のスポーツについて、競技
    スポーツだけでなく、生涯スポーツについても、種目・データなどの情報が
    記載されています。
    また、なぜスポーツをするのかといった根本的なところや、障害者を取り囲んで
    しまっている社会的課題まで書かれ、これからの活動に役立つと思います。

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