- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004309154
感想・レビュー・書評
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表紙裏にある要約のとおり、
コミュニケーションについて縦横に展開。
コミュニケーションの大枠、エッセンスをつかむのに良い。
コミュニケーションにおいて、身体を使うことの
重要性についてが、独特な観点で面白い。
内容はビジネス上でのコミュニケーションのとり方に
やや寄っている印象。
集団で実践しやすいトレーニングが多く乗っているので、
教育をする立場にある人にはオススメ。
11年前の本なので、身体を使わない、Webを通しての
コミュニケーションについてはあまり論じられていない。
内気な人がこれを読んで劇的にコミュニケーション力が上がる・・・
という本ではない。
テクニックとしてコミュニケーション能力を向上させたいのならば
他の本でも事足りる感じを受ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分を売り込むこと、他者と考えを共有し一人では至らなかった地点まで思想を広げること。他者を伸ばすこと。自分を伸ばすこと。これらを可能にするのがコミュニケーション力であり、生活を豊かにするために必要な力である。
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良いコミュニケーションは、身体を駆使して成立する。
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コミュニケーションとは何か?コミュニケーションの意義とは?
感情と意味。コミュニケーションの作用と重要性。
文脈力、響く身体、感知力と積極的受動性、沿いつつずらす、メタ・ディスカッション、質問力、人間理解力etc
己の「コミュニケーション力」を見直す一冊。 -
★★★★☆
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作者の著書は文章がわかりやすくとても気に入っているため、手に取った。大学ゼミの運営を通じて得たいくつもの技法に込められたエッセンスはわれわれの誰もが役に立つものだろう。そのひとつであるメタディスカッションは会議のプロセスを記録しよい発言を客観的に評価するものであるが、これが身に着けば会議の進展に大いに役立つに違いない。ただ日常生活は教室ではないので著述のままでは使えない。何かに変換させるひと工夫が要るだろう。
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2009/11/12(〜p46),13(〜p144),14(〜p205終)
コミュニケーション力が足りん!!
といわんばかりの1冊で、筆者がどうやったらコミュニケーション力を培うことが出来るのか~というのが書かれている1冊でした。
読んでいてかなり面白かったのと、相手の話を自分の中で分類し、紙に書くというやり方を紹介していたのですが、やってみようかなとも思いました。
筆者は学生時代などに友人達と話をしながら紙にまとめて書いて、会話をしたりしていたことがあるらしく、小学校か中学校にそれを個人的に親友とやっていたことがあった私はとても懐かしく思いました。 -
10/8
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齊藤孝シリーズ☆第3弾☆
「論理的思考力」
「コミュニケーション力」
この2点が、弊社が新卒に求める力です。
この台詞を、説明会で何度聞いたことか。
その2点について詳しく聞いても、
各社各人、十人十色の回答。
まだ「正解」は誰も分かっていないらしい。
分かっていることは、
その2点の力が弱い日本人が多くなっていること
らしい。
読んだ感想として、
この2つの○○力は切れない関係だということ。
両方ないとダメ。
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あとは読んでて、良かったことについて。
コミュニケーションとは何か。
それは端的にいって、
意味や感情をやり取りする行為である。
【情報伝達+感情伝達】
→情報伝達だけ済まして、感情がないのはダメ
両方とれての○○力らしい。
コミュニケーションの基本は、
「あくまでもお互いの言いたいことを
しっかりとつかみあうこと」
ぺらぺらと論理をまくしたてることが、
コミュニケーション力なのではない。
相手の感情を含めて理解し、
次の一手をお互いに探し合う。
そうした前向きで肯定的な構えが、
身につけられるべき基本の構えである。
→GDはディベートではない、と。
意見の是非で対立するのではなく、
組織全体での最良の結果を出すための議論を
しなさい、と。
それが自然とできる人=○○力あり、と。
理想的なコミュニケーションとはどういうものか。
私は、クリエイティブな関係性だと思う。
クリエイティブとは、
新しい意味がお互いの間に生まれる
ということである。
→いっくんやしょうへーと話す時はこれ。
話すことによって、深層心理が見えてくる。
楽しい。新しい発見がある。
議論を共有し合える関係で入れる。
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コミュニケーション力、深い。
大事なのは
?情報伝達+感情伝達を同時でやること
?お互いの意見を共有し合うこと
?クリエイティブな関係性を持つこと
の3点かな◎ -
090914mama