英語でよむ万葉集 (岩波新書)

著者 : リービ英雄
  • 岩波書店 (2004年11月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309208

作品紹介

「万葉集にたどりついたとき、古い日本語というよりも、とても新しい文学に出会ったという不思議な感じがした」英語を母語としながら、日本語作家として現代文学をリードする作家の感性が、英語という鏡に古代日本語の新しい姿を映し出す。全米図書賞を受賞した名訳から選りすぐった約五〇首の対訳に、作家独自のエッセイを付す。

英語でよむ万葉集 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 万葉集は日本語がいい。

  • おそらく新書で満足を得られる著書に出会うのは福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」以来。情けないことに全く原語で理解できない万葉集を英語で読むことで、こんなに万葉の世界を味わえるとは想像だにしなかった。

  • 万葉集にほれ込んで図書館にこもりながらひたすら訳を続けた著者。英訳してあーでもない、こうでもないと頭をひねり続けた様子から対訳の解説を読むと伝わってくる。

  • S911.12-イワ-R920 000340992

  • プリンストン大学やスタンフォード大学で日本文学の教授を務めるリービ英雄氏の万葉集への熱い思いが伝わる。母国語ではない日本語で創作をする作家でもある。万葉集をどのように英訳したかという経験と日本文化へのほとばしる情熱が伝わってくる作品。リービさんのような人が教壇に立って万葉集を講義してくれていたならば、ぼくの学生時代もさぞかしアグレッシブで面白いものになっていたのになと思う。

  • 【資料ID】23200
    【分類】911.124/R33

  • 万葉集のことはほとんど知らないけれど、それでも知ってるような有名な歌もたくさんあって、それが英詩の形になってよりはっきりとした輪郭で見えてきてとてもよかったです。山上憶良は恐らく著者の思い入れの強さもあるのでしょうが、特に感動しました。原詩に触れて驚き、英詩を読んで比較を楽しみ、解説を読んで納得と、全く飽きさせません。翻訳という行為そのものの愉悦をまるごと伝えてくれます。

  • 古典が個人的にまだ苦手なので、英訳で読む方がよく理解できた気がする。そういう意味で、リ-ビ氏にとても感謝している。

  • 和歌を英訳なんて、できるの?七五調のリズム感とか、日本文化特有の表現とか、再現できるの?と興味を持って読みました。リズムは再現できない部分もあるけれど、可能な限り、歯切れよく、リズムを感じられました。また情景やイメージは英語になっても鮮やかだったし、「love」とは訳せない「恋」も、見事に表現されていました。和歌って日本人が読んでもよく分からないものなのに、英語に訳されるとなるほどなるほどと分かること!

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