国連とアメリカ (岩波新書)

著者 :
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309376

作品紹介・あらすじ

イラク戦争をはじめ、アメリカはなぜ国連に敵対的な姿勢をとり続けるのか。国連がアメリカを一員とする世界秩序の中心となるには、何が必要なのか。国際連盟と国際連合の創設時にまでさかのぼりながら、国際機構に対するアメリカの姿勢の変化をたどり、「帝国」と「多国間主義」の相克という現代世界の問題に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 国連においてアメリカとの関係は不可避だが、それを国際連盟設立当初から丹念に分析した一冊。

    結論はシンプルなのだが、それを丁寧に記述しているので勉強になった。

  • イラク戦争を中心に、アメリカが国連とどのような関係性を持ってきたかを説明。

  • [配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2005101856、2007102073、2006100725、2006100651

  • アメリカと国連の関係に的を絞って
    国際連盟から今に至るまでの歴史を振り返る一冊。
    アメリカが見せる多国間主義への反発は
    国際連盟から続くものであるという解釈や
    国連のそのものが非侵略型武力紛争への対処を
    充分に想定していないという指摘など、面白く読むことができた。

  • 対立と支配のどちらかしか選択肢がないのだろうか。
    外交活動をしていないと、なかなかアメリカが国連にどれだけ寄与してきたかはわからない。
    多くの有用な参考文献を示しているので、それぞれによく読むと分ってくるのかもしれない。
    2003年から2005年までにかけての事態は、かなり細かく理解できた。
    国際社会は、いろんな視点でみないといけないことが分った。

  • 久々に新書でも。

    アメリカと国際連合との関係を、連盟創設のころまで遡って説明している。
    アメリカという国は、自由という概念を中心にして国をまとめているからこそ、
    自由の絶対化がしばしば起こる。そしてそれゆえに、超国家組織の否定ということが基本的なスタンスになってしまう。

  • [ 内容 ]
    イラク戦争をはじめ、アメリカはなぜ国連に敵対的な姿勢をとり続けるのか。
    国連がアメリカを一員とする世界秩序の中心となるには、何が必要なのか。
    国際連盟と国際連合の創設時にまでさかのぼりながら、国際機構に対するアメリカの姿勢の変化をたどり、「帝国」と「多国間主義」の相克という現代世界の問題に迫る。

    [ 目次 ]
    序 「アメリカの下の国連」か、「アメリカ対国連」か
    第1章 二〇〇三年対イラク戦争の衝撃
    第2章 理念の挫折―国際連盟からの途中下車
    第3章 国連建設への奔走―調整者アメリカ
    第4章 浮遊する申し子―国連という機構
    第5章 居ごこちの悪い場所―反多国間主義化するアメリカ
    第6章 国連ルネサンスの幻影―アメリカの再登場と再退場
    終章 アメリカなき国連?

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    [ 参考となる書評 ]

  • 扱ってる内容の割に読みやすくわかりやすいので、入門書としてオススメ。
    気軽に手にとって読める感じです。

  • 「アメリカが国連を敵視している」という考えと「国連はアメリカの道具でしかない」という2つの考え方があって、ある点で矛盾している。国連の歴史を紐解きながら、国連と超大国アメリカの関係を整理しており、読みやすい。

  • 帝国主義と他国間民主主義が相容れない関係になっていることに気付かされる。

    歴史を追って、アメリカがどのような行動を取ってきたかがわかる。またその中で共通性をも見出だせる。

    しかし、歴史の苦手な俺には少し読みにくかった。
    歴史を無視して読んでも全然良いのでは

    大統領が代わることでこの状況は変わるだろうか

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