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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784004309468
みんなの感想まとめ
衝撃的な現実が描かれたこの作品は、紛争や干魃、飢饉によって困難な状況に置かれた難民キャンプの子どもたちの姿を伝えています。彼らは学校や家族、食料を失い、時には身体の一部を失うこともありますが、それでも...
感想・レビュー・書評
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難民キャンプの子どもたち カラー版
著:田沼 武能
出版社:岩波書店
岩波新書 新赤版946
本書は、写真集である。そしてすべてカラーである。
表紙のインパクトが半端でない。
田沼武能は、木村伊兵衛の弟子であり、子どもの写真を世界中で撮りまくって、紫綬褒章をもらっている。
下世話な話をすると、子どもを餌にして、寄付を巻き取る。ユニセフの一行に同行しているともあり、そんな複雑な想いも心に浮かんでくるが。
写真はすばらしい。子どもももつ、ふわっとした質感、お手本のような構図、などなど。
死体や、ケガ、暴力のような表現が含まれてなくてほんとうによかった。
タイの子どもたちをみていると、これ、俺たちの子どものころやんという風体、半そで、半ズボンで、どろだらけ、こんなものをとるのであれば、わざわざ、外国に行かなくてもいいのにとも、ひねくれてしまう。
紛争として気になったのは、以下です。
冒頭に世界地図があり、膨大な数の難民の数が、国ごとに記されている。
難民として海外へ流出したことのない、日本民族には、不思議なものである。
遠くは、百済滅亡、近くは、ベトナムや、ウクライナ、日本は、海洋という厚い壁で、守られているのだ。
・パレスチナ難民キャンプ レバノン ベイルート、ヨルダン アンマン
・クルド問題 クルドは大国にいいようにコマとして扱われてきた イラン・イラク紛争等
・ユーゴ紛争 チトー亡き後の、民族紛争
・ベトナム、ラオス、カンボジア紛争 旧主国がフランスであり、仏領インドシナの紛争、ベトナム戦争の和平交渉が、パリで行われたのは、そういう事情だ
・アフガニスタン ソ連侵攻と、その後のジハード、タリバン
・ニジェール 干ばつで南下するサハラ砂漠と、難民化
・ソマリア エチオピアと、ケニアに難民が流出
・スーダン 隣国から、難民が流入、第一次内戦、第二次内戦、ダルフール紛争
・ジンバブエ(ローデシア)紛争、干ばつ、難民の流入
・モザンビーク モザンビーク内戦
・ルワンダ フツ族・ツチ族の民族紛争 ルアンダ紛争、第一次コンゴ戦争
・ザイール(コンゴ) ルワンダからの難民流入、第一次コンゴ戦争
・ウガンダ アミン⇒オボテ⇒ムセベニ ゲリラ内戦
・リベリア 2度にわたる内戦 難民、国内避難民
目次
はじめに
第1部 中東・東ヨーロッパ
1 パレスチナへの道
2 少数民族クルドの悲劇
3 多民族・モザイク国家の子どもたち―ユーゴ紛争と難民
第2部 アジア
1 タイに避難したインドシナ難民
2 戦火と旱魃を逃れて―アフガニスタン難民キャンプ
第3部 アフリカ
1 旱魃と砂漠化から逃れて―ケニア、タンザニア、ニジェール
2 戦災に悩むソマリア、エチオピア
3 内戦のスーダンと避難民たち
4 ジンバブエの光と影
5 世界第三の大量難民発生ーモザンビーク
6 ツチ族とフツ族の対立ールワンダ難民の子どもたち
7 大国コンゴの子どもたちー誘拐、レイプ、鉱山労働者
8 ゲリラに誘拐される子どもたちーウガンダ
9 戦争は国を貧しくし、悲劇は子どもを襲うーリベリア
10 手作りのオモチャで遊ぶ難民の子ども
エピローグ 平和がいちばん=PEACE ONE
ISBN:9784004309468
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:1000円(本体)
2005年04月20日第1刷発行詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまりにも衝撃的。紛争、干魃、飢饉で、学校も家も服も家族も食料もない。守ってくれる国もなければ、身体の一部まで失っている子もいる。20世紀後半の話が多く、2005年に出版されている。今はよい方に向かっているのだろうか。どんな悲惨な状況でも、たくましく生き抜こうとする子ども達は本当に素晴らしい。多くの人に読んでもらいたい一冊。平和の大切さを痛感する。
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この本が書かれて15年経つがパレスチナ問題は未だに進展しない。
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SDGs|目標10 人や国の不平等をなくそう|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705566 -
4004309468 196p 2005・4・20 1刷
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「人類が幸せになるには、「平和」しかありえない。それは大人たちすべての責務だといえよう。長年にわたり、世界の子どもたちを撮り続けてきた、私の結論である。」
とにかく写真がリアルで。
リアルすぎるから、本当に遠い国での出来事なんだってことが痛感させられてしまうのが辛い。
全然身近に感じられなかった。
だからこそ、どこか悲壮感と言うかしーーんとしたものが迫ってくる。
それがとっても不思議。
写真で見て始めて分かることっていっぱいあると思う。
それが具体的にどんな感情なのかを言葉にするのは凄く難しい。
けれど、、そこで持ちえたものはいつまでも持ちつづけていきたいのだ。
【11/6読了・初読・市立図書館】 -
難民キャンプの子どもたちの写真がたくさん載ってる。思わず目を覆ってしまいたくなるような写真もあったし、文章から読む難民キャンプの様子は私の生活からはありえないものだった。でも、それは私の住む同じ地球で起こってることだから絶対忘れたくない。
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今読み中。
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