- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004309468
作品紹介・あらすじ
世界中で二〇〇〇万人以上といわれる難民。その約半数は子どもたちである。四〇年近く世界の子どもを撮り続けてきた写真家が、中東・ベトナム・アフガン・アフリカなど各地の難民の子どもたちに出会い、戦災や飢え、親兄弟との別離、レイプや誘拐、重労働の強制などの苦難のなかで、常に前を見つめて懸命に生きる姿を活写する。
感想・レビュー・書評
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あまりにも衝撃的。紛争、干魃、飢饉で、学校も家も服も家族も食料もない。守ってくれる国もなければ、身体の一部まで失っている子もいる。20世紀後半の話が多く、2005年に出版されている。今はよい方に向かっているのだろうか。どんな悲惨な状況でも、たくましく生き抜こうとする子ども達は本当に素晴らしい。多くの人に読んでもらいたい一冊。平和の大切さを痛感する。
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3.56/70
内容(「BOOK」データベースより)
『世界中で二〇〇〇万人以上といわれる難民。その約半数は子どもたちである。四〇年近く世界の子どもを撮り続けてきた写真家が、中東・ベトナム・アフガン・アフリカなど各地の難民の子どもたちに出会い、戦災や飢え、親兄弟との別離、レイプや誘拐、重労働の強制などの苦難のなかで、常に前を見つめて懸命に生きる姿を活写する。』
『カラー版 難民キャンプの子どもたち』
著者:田沼 武能(たぬま たけよし)
出版社 : 岩波書店
新書 : 196ページ
発売日 : 2005/4/20 -
この本が書かれて15年経つがパレスチナ問題は未だに進展しない。
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SDGs|目標10 人や国の不平等をなくそう|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705566 -
4004309468 196p 2005・4・20 1刷
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「人類が幸せになるには、「平和」しかありえない。それは大人たちすべての責務だといえよう。長年にわたり、世界の子どもたちを撮り続けてきた、私の結論である。」
とにかく写真がリアルで。
リアルすぎるから、本当に遠い国での出来事なんだってことが痛感させられてしまうのが辛い。
全然身近に感じられなかった。
だからこそ、どこか悲壮感と言うかしーーんとしたものが迫ってくる。
それがとっても不思議。
写真で見て始めて分かることっていっぱいあると思う。
それが具体的にどんな感情なのかを言葉にするのは凄く難しい。
けれど、、そこで持ちえたものはいつまでも持ちつづけていきたいのだ。
【11/6読了・初読・市立図書館】 -
難民キャンプの子どもたちの写真がたくさん載ってる。思わず目を覆ってしまいたくなるような写真もあったし、文章から読む難民キャンプの様子は私の生活からはありえないものだった。でも、それは私の住む同じ地球で起こってることだから絶対忘れたくない。
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今読み中。