人名用漢字の戦後史 (岩波新書 新赤版 957)

著者 :
  • 岩波書店
3.30
  • (0)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309574

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 宏と弘は全く別の漢字で交換不可能としているが、漢字が苦手なせいか、単なる音の表記にしか思っていない。

  •  人名用漢字について知りたい人にお勧めの本です。複数の勢力の駆け引き,せめぎあいの中で親たちが振り回されてきた様子が垣間見えます。 平成十六年の改定では,手当たり次第に追加したように見えても,よっぽど酷い字は削除されているんですね。「嘘」,「膿」,「呪」とか。「垢」や「鼠」も削られているから,赤ちゃんに「垢太郎」や「鼠小僧」はつけられません。それにしても著者の名前は当然ペンネームかと思っていたら,なんと本名。出版社で漢和辞典の編輯に携わっていて,今は確かフリーで活躍してたと思います。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

円満字二郎(えんまんじ・じろう):1967年生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの編集を担当。2008年に独立。現在は、ライターとして漢字に関する辞書やエッセイなどを執筆するほか、東京や名古屋のカルチャーセンターで漢字に関する講座を持つ。著書に、『語彙力をつける 入試漢字2600 』(筑摩書房)、『漢字が日本語になるまで』(ちくまQブックス)、『漢字ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』『四字熟語ときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢字の動物苑』(岩波書店)など多数。

「2023年 『高校生のための語彙+漢字2000』 で使われていた紹介文から引用しています。」

円満字二郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×