沖縄生活誌 (岩波新書 新赤版 (966))

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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309666

感想・レビュー・書評

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  • 世界中が民族独立運動で血を流し破壊行為が頻発している
    単一文化だと言われているこの小さな島国のニホンでも
    沖縄に独立問題がある
    もしも現実問題として「民族自決権」を盾に沖縄が独立宣言をしたら
    国会や官僚そして本土の人達はどう対応するだろうか

    中国のウイグルやチベットや台湾のように
    政治的干渉や武力的な弾圧が起こるのだろうか
    ニホンも御多分にもれず簡単に認めるとは思えない
    揉め事を企て自衛隊を投入するぐらいのことは起こるだろうし
    独立派の抵抗が長引けば少しは血も流すだろう
    それどころか泥沼化するかもしれない

    この場合自分の生き方を宣言しているのは沖縄で合って
    それを阻んで抵抗しているのはニホンの国家である
    にも関わらず抵抗しているのは国家の言うことを聞かない沖縄が
    無理難題を持ち出してわがままを言っていることにされてしまうだろう
    これが多勢に無勢・勝てば官軍と言われる所以(ゆえん)である

    この本は静岡大学に留学した沖縄県玉城村の人が描いた民族誌です
    一年の春夏秋冬を通してその文化的な生活を実例を通して語っています
    著者は医者を志しながらも文学に傾倒し詩人として活動しているかたわら
    公務員として暮らしをたてています
    沖縄を内側からと外側からの二面で捉えている奥深い内容で
    ニホンと沖縄と世界の関係を理解しやすいものです

  • 同じ「日本」だとは言われているけど、本州と沖縄では全然違うなと思った。興味深い。

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    [ 参考となる書評 ]

  • 沖縄文化について、ざっと広く知るには最適。

    沖縄は日本ではなく、沖縄は沖縄なんだな、と再認識。
    さらに沖縄って一括りにしているけど、沖縄の中でも場所によってかなり違うんだよね。
    いや、本当に日本と違うねー。
    というか地域を「日本」とくくるにはいかがなものかと…

    個人的には
    ・正月には雑煮ではなく豚を食べることに、ちょっくら異文化を感じたり。
    勿論豚を殺すところから料理が始まる。

    ・沖縄舞踊を日本政府は同化のために弾圧したけど、アメリカの支配下になったら、むしろ推奨されていたことに皮肉を感じたw
    人心の安定をはかるためとかそうじゃないとか。


    ・桜が咲くのはなんと1月!!


    ・ゴーヤチャンプルーの『チャンプルー』はインドネシア語から来たらしい

    などなど興味深かった。

  • 沖縄の暮らしへの穏やかな愛情と、強い信念。織り混ぜ方が確信犯だーと思いつつも、この対比にぐらぐら揺さぶられてしまう。

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著者プロフィール

高良 勉(たから・べん)詩人・批評家。沖縄大学客員教授。元県立高校教諭。1949年沖縄島南城市玉城生まれ。前日本文芸家協会会員。日本現代詩人会会員。詩集『岬』で第7回山之口貘賞受賞。1985年沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞。2012年第46回沖縄タイムス芸術選賞大賞・文学受賞。著書に、第7詩集『絶対零度の近く』、第8詩集『ガマ』、NHK生活人新書『ウチナーグチ(沖縄語)練習帖』、岩波新書『沖縄生活誌』、第3評論集『魂振り―琉球文化・芸術論』など多数。

「2015年 『言振り 琉球からの詩・文学論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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