人物で語る物理入門 下 (岩波新書 新赤版 981)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309819

感想・レビュー・書評

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  • 物理学の歴史について、人物を中心にした発見の物語として、とてもわかりやすく解説されています。上巻は、ギリシャ時代からアインシュタインまで、下巻は再度アインシュタインから始まり20世紀を展望します。

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000599739

  • 新 書 IS||420.2||Yon

  • これは良い本だ

  • ◆きっかけ
    ブログ「知は力なり」2013/12/3記事で紹介されていて。2017/2/27

  • 非常にわかりやすい

  • 上巻に引き続き。前回が一般的な力学や熱力学などが中心だったのに対して、今回は素粒子の世界が広がっています。原子、量子論とか、一般人には『?』なワールドに付いていけるかなと心配しつつ。人物がみな魅力的だったのは幸いでした。知らない名前の偉大な人物も発見できたり、十分以上に楽した一冊です。

  • これは良い本。高校生が読んだら、物理学者になりたくなるのではないか。特に19世紀から20世紀の部分の記述は優れている。表などはあるけれど、全く数式はなくて、それでいて何となくわかった気にさせる筆者の力量には感嘆するよりほかない。

  • [ 内容 ]
    物理学の歴史を、重要な業績を残した人物を中心に、後世への影響も含めわかりやすく語る入門書。
    物理学は20世紀に、それまでの世界観を書き換えるほどの飛躍的な進歩をとげた。
    下巻では、この時期の一般相対性理論から量子論や宇宙論、クォーク、複雑系などをとりあげる。
    湯川秀樹や朝永振一郎など日本の物理学者たちも登場。

    [ 目次 ]
    第8章 空間がひずむ“一般相対性理論”―アルバート・アインシュタイン(2)
    第9章 「コペンハーゲン精神」の誕生―ニールス・ボーア
    第10章 宇宙の果てを覗く―エドウィン・ハッブル
    第11章 原子核物理学を築いた女性たち―マリー・キュリーとリーゼ・マイトナー
    第12章 「原爆の父」の刻印を背負って―ロバート・オッペンハイマー
    第13章 日本の物理学の揺籃期―湯川秀樹と朝永振一郎
    第14章 情報化社会の開拓者―ジョン・バーディーン
    第15章 クォークから複雑系へ―マレイ・ゲルマン

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    [ 参考となる書評 ]

  • 先日読んだ、「宇宙は何で出来ているのか」のクォークの区分について、この本の最終章にてだいぶ理解を深くできたと感じる。おすすめ。生身の話。

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著者プロフィール

前慶大

「2015年 『人物でよむ物理法則の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

米沢富美子の作品

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