地中海―人と町の肖像 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 60
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310150

作品紹介・あらすじ

歴史家、聖者、予言者、画家…地中海をとりまく世界を生きたとびきりの人物十二人を選び、二人を一組として、時を超え、地域を超えて交錯するその軌跡を描きだす。五千年にわたっていくつもの文明を育んできた地中海の輝きから読み取れるものはなにか。人とトポスを凝縮して語る、歴史エッセイの妙を味わっていただきたい。

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 歴史:巡歴のかなたに見たもの
    第2章 科学:アレキサンドリアの灯火
    第3章 聖者:造作される修行イメージ
    第4章 真理:ふたつの世界が響きあう
    第5章 予言:厳粛な思索と表現により
    第6章 景観:眺望にあたいする都市へ

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  • 地中海世界を題材にした歴史エッセイ。

    地中海世界と呼ばれる地中海沿岸の地域は、古代より多様な民族と数多くの国家が幾多のドラマを織り成してきた舞台です。
    また、その文化の融合の中から各分野ですばらしい才能が開花しています。

    この本では、歴史、聖者、科学などの6つの分野から興味深い人物を2人づつとりあげて紹介する手法をとっています。

    本当に面白い歴史エッセイで、特に地中海世界の歴史に興味を持っていた私にとっては大当たりの一冊でした。
    特に各分野で異なる2人の人物を紹介する手法は、各人のユニークさを鮮明にするうえで非常に効果的であったと思います。

    西洋史や地中海世界に興味がある方は必読の一冊ではないでしょうか。

  • [ 内容 ]
    歴史家、聖者、予言者、画家…地中海をとりまく世界を生きたとびきりの人物十二人を選び、二人を一組として、時を超え、地域を超えて交錯するその軌跡を描きだす。
    五千年にわたっていくつもの文明を育んできた地中海の輝きから読み取れるものはなにか。
    人とトポスを凝縮して語る、歴史エッセイの妙を味わっていただきたい。

    [ 目次 ]
    第1章 歴史:巡歴のかなたに見たもの―ヘロドトスとイブン・ハルドゥーン
    第2章 科学:アレクサンドリアの灯火―アルキメデスとプトレマイオス
    第3章 聖者:造作される修行イメージ―聖アントニウスと聖ヒエロニムス
    第4章 真理:ふたつの世界が響きあう―イブン・ルシュドとマイモニデス
    第5章 予言:厳粛な思索と表現により―ヨアキムとノストラダムス
    第6章 景観:眺望にあたいする都市へ―カナレットとピラネージ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 買ったばっかりで未読です。すみませぬm(_ _)m

  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/2677380"><b>地中海</b> 人と町の肖像</a><br>(岩波新書 新赤版 1015)<br> 2006.5<br><br><br>「歴史」「科学」「聖者」「真理」「予言」「景観」という<br>各テーマに合わせて対象となる人物を2人選出。<br>それぞれの生き方を書き出す方法は興味深く<br>世界史の教科書では只の文化史上の人物と実績に過ぎなかったものが<br>実体を持って目の前に現れたように感じた。<br><br>但し章によっては、自分の興味の範囲から離れる部分もあるせいか<br>読みにくかった部分もある。<br> [06.09]

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プロフィール

1941年生まれ。西洋中世史、西洋文化史。東京大学文学部名誉教授、印刷博物館館長。元文京区教育委員会委員長。文京区史編纂委員会委員長。東京都文京区出身で現在も居住。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、東京大学文学部助教授、同教授、同文学部長を経て退官、国立西洋美術館館長を経て現職。紫綬褒章受章。著者=『ゴシック世界の思想像』(岩波書店 1976)、『ルネサンス周航』(青土社 1979/福武文庫)、『西洋学事始』(日本評論社 1982年/中公文庫)、『歴史のなかのからだ』(ちくまライブラリー 1987/ちくま学芸文庫、岩波現代文庫)、『世界の歴史(16)ルネサンスと地中海』(中央公論社 1996/中公文庫)など多数。

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