日本語の歴史 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310181

作品紹介・あらすじ

現代の日本語はどのようにして出来上がってきたのだろうか。やまとことばと漢字との出会い、日本語文の誕生、係り結びはなぜ消えたか、江戸言葉の登場、言文一致体を生み出すための苦闘…。「話し言葉」と「書き言葉」のせめぎあいからとらえた日本語の歴史。誰にでも納得のいくように、めりはりの利いた語り口で、今、説き明かされる。

感想・レビュー・書評

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  • 無味乾燥なタイトルなのであまり期待せずに読み始めましたが、実は、要点をうまくおさえて、適度にふりかえりもはさみながら説明してくれている、いい本でした。読んでよかったです。日々使っていて、「今あるかたちが当たり前」だと思っている日本語ですが、その歴史にはいろいろ変遷があって、それをあわせて考えると、今の日本語は「たまたま今このかたちをしているだけ」なのかもしれない・・・なんてことを感じました。言葉が別のかたちをとっていたら、日本人の思考方法もそれに応じて変わっているでしょうから、それが間接的に社会制度・政治・政策・歴史に影響を及ぼしていたかもしれません。そんな夢想までしてしまいました。この本の中身とは直接関係ないことですが。(2015年12月19日読了)

  • これだけ普通のタイトルで、タイトル通りの内容が正面からきちんと記されている本に、最近めったにお目にかからない。岩波新書としてはめったにない誠実な著作。

  • お恥ずかしい話ですが「そんな本あるんだ!知らなかった!!」っていう作品ばかりでした…(汗)
    でも、どんなところに注目して読めばさらにおもしろくなるかが、本当によく分かる!
    「読んでみよう!」と素直に思える紹介の仕方に驚きです!!

  • 日本語の歴史について分かりやすくまとめてあります。文章自体も魅力的で一気に読んでしまいました。

  • 言文一致が如何に大変なことだったか、を知ることができただけでも読んだ価値があったように思う。

  • 2017/11/21

  • 2017年10月 ブックオフ

  • 漢字、ひらがな、カタカナはどうやって出来たのか?奈良時代、漢字に巡り合って、日本語の文字が始まりました。書き言葉が生まれてから現代にわたって、日本語の歴史を紹介します。
    (環境理工学創造専攻 M2)

  • 219頁
    日本は、長い間、言い訳や弁解を潔しとせず、沈黙を重んじる文化でした。国際化にともなって、にわかに欧米文化圏の人のように、人前で議論をし、論理的に話を進めろと言われても、そうすぐには出来るものではありません。


    外国語使って仕事したいと思うと、日本人の沈黙の文化は寇でしかない。しかし沈黙の文化で得た物もあったはずと思うと、それを捨てるのも勿体無い気がする。

  • 古代の万葉仮名の誕生から近代の言文一致まで、日本語の移り変わりが分かる本です。もちろん一冊に収まるような話ではありませんので、大体の流れがつかめるということですが、分かりやすくて面白いです。
    また古典を読んでみようと思っている方にも係り結びの説明などよく分かりますので、参考になるのではないでしょうか。
    読んでみて、自分がどの時代のことを知りたいと思っているのか確認できたように思います。興味のある時代についてはまた別の本で学びたいですが、入門としてはとてもいい本と思います。
    個人的には鎌倉~室町期の記述がもっとほしかったですね。

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