日本語の歴史 (岩波新書)

著者 : 山口仲美
  • 岩波書店 (2006年5月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310181

作品紹介

現代の日本語はどのようにして出来上がってきたのだろうか。やまとことばと漢字との出会い、日本語文の誕生、係り結びはなぜ消えたか、江戸言葉の登場、言文一致体を生み出すための苦闘…。「話し言葉」と「書き言葉」のせめぎあいからとらえた日本語の歴史。誰にでも納得のいくように、めりはりの利いた語り口で、今、説き明かされる。

日本語の歴史 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • これだけ普通のタイトルで、タイトル通りの内容が正面からきちんと記されている本に、最近めったにお目にかからない。岩波新書としてはめったにない誠実な著作。

  • お恥ずかしい話ですが「そんな本あるんだ!知らなかった!!」っていう作品ばかりでした…(汗)
    でも、どんなところに注目して読めばさらにおもしろくなるかが、本当によく分かる!
    「読んでみよう!」と素直に思える紹介の仕方に驚きです!!

  • 言文一致が如何に大変なことだったか、を知ることができただけでも読んだ価値があったように思う。

  • 2017/11/21

  • 2017年10月 ブックオフ

  • 漢字、ひらがな、カタカナはどうやって出来たのか?奈良時代、漢字に巡り合って、日本語の文字が始まりました。書き言葉が生まれてから現代にわたって、日本語の歴史を紹介します。
    (環境理工学創造専攻 M2)

  • 219頁
    日本は、長い間、言い訳や弁解を潔しとせず、沈黙を重んじる文化でした。国際化にともなって、にわかに欧米文化圏の人のように、人前で議論をし、論理的に話を進めろと言われても、そうすぐには出来るものではありません。


    外国語使って仕事したいと思うと、日本人の沈黙の文化は寇でしかない。しかし沈黙の文化で得た物もあったはずと思うと、それを捨てるのも勿体無い気がする。

  • 古代の万葉仮名の誕生から近代の言文一致まで、日本語の移り変わりが分かる本です。もちろん一冊に収まるような話ではありませんので、大体の流れがつかめるということですが、分かりやすくて面白いです。
    また古典を読んでみようと思っている方にも係り結びの説明などよく分かりますので、参考になるのではないでしょうか。
    読んでみて、自分がどの時代のことを知りたいと思っているのか確認できたように思います。興味のある時代についてはまた別の本で学びたいですが、入門としてはとてもいい本と思います。
    個人的には鎌倉~室町期の記述がもっとほしかったですね。

  • 文字が入ってくる過程について理解することが可能だっあため、自分にとっては有用なものだった。

  • 本書は、日本語の歴史的変遷をたどることで、現代語が直面する問題について考えてもらうというが意図とされている。

    特に話し言葉と書き言葉のせめぎあいの観点から言文一致運動に至る歴史を紹介している。

    この書き言葉と話し言葉の関係については、大学院の時にある授業で勉強したことのある内容なので元々関心があった。
    個人的に本書で興味深いと思ったのが、書き言葉は保守的で形を保ち続けるのに対し、話し言葉はたえず変化する性格のものであり、この両者のズレが大きくなった時(平安時代初期頃から大きくズレ始めたとされる)に修正を試みたのが、明治の言文一致運動であるという内容である。

    いろいろ諸説あるようだが、日本語の歴史を大まかに掴むのには非常に優れた一冊と言えるだろう。

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