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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784004310341
みんなの感想まとめ
ブランドの本質や価値について深く考察できる内容で、特にラグジュアリーブランドの起源やその影響力が明らかにされている。ラグジュアリーの定義や歴史を掘り下げることで、ブランド名が持つ「魔力」や、偽物が本物...
感想・レビュー・書評
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2026年11冊目
ブランドの条件がなんであるか学ぶことができた。特に、ラグジュアリーの定義やラグジュアリーブランドの出自が理解できる本だった。
ラグジュアリーは歴史そのもの。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
商品価値はブランドの名前の影響が強い。
「偽物の流通がむしろ本物の価値を高める
憧れだから偽物が出回る」
というのは面白い考えだと思う。
ヴィトン、エルメスとシャネルの対比が面白かった。ヴィトン、エルメスは宮廷貴族の仕立てを起源とし、貴族、ブルジョワがターゲット、永続性をコンセプトにしている。また、豪奢な服はパブリックなものとされ、王宮での暮らしぶりを披露することで権威を見せた。
シャネルはココシャネルという一人の女性が起源であり、貴族のいないアメリカなど大衆を対象にし、女性が動きやすい服を作る実用性、お洒落としてのブランドであるモードがキーワードだ。
シャネルは権威の象徴としての贅沢な服を嫌った。
単なる宝石のリングやネックレスは金をぶら下げているようなものだ。
職人の手仕事にこだわる高級志向、本物志向は貫きつつ、守りに入るだけではブランドが飽きられてしまう。モードに寄せないブランドも独自のテーマごとに新作を出すことでファンを飽きさせないし常に新しくなりつづけることが大事 -
ブランドの条件 (岩波新書)
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広く知られる高級ブランドの誕生のルーツをたどり、ブランドがブランドたるゆえんを紐解く。貴族のお墨付きを得て繁栄を築いたルイ・ヴィトン。貴族社会に背を向け、新たに活動的な女性像を打ち出したシャネル。時代の変化に伴ってその始まりは違えど、共通しているのはその「名」を伝説にまで高めたこと。ブランドにあまり興味のない人でも楽しめる。
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本書の続編である「贅沢の条件」を先に読んでいて、内容は結構被っていながらも良い感じに補完し合っている。こちらの方が具体的なブランドやデザイナーへのフォーカス度が高く、生々い。ヨーロッパの有名ブランド誕生の遠因に自動車産業があるというのに目から落鱗であるが、シャネルとフォードが、別の意味で相似形というのも面白い。現代の高級ブランドのプロフィールが確立するまでには、貴族と職人の国々(欧州)と、ドルと工場の国(アメリカ)の、興味深い対峙があったのだ。
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ブランドの歴史を振り返りながら、有名がブランドがいかにしてその地位を築いたかを説明している。内容的はあまりおもしろくなかったし、あまり参考にもならなかった。オーラだの抽象的な表現が多くてとらえどころのない本といった印象。
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昔の王族や貴族たちが愛用していた小物や備品を作っていたからブランドになったのか、それともその小物や備品を作っている人そのものが素晴らしいからブランドになったのか。
前者はヴィトン、後者はシャネル。
結局のところ、とても素晴らしいと多くの人が評価しているものが、ブランドの条件であり、その由来や背景は、ただの御託にしか過ぎない。
ある品物を持っているときに、見ず知らずの人でも何故かあなたに高い評価を持たれる可能性が高いと本人が考えるもの。
これがブランドの条件だ。 -
ルイヴィトン、エルメス、シャネルの3つのブランドを中心とした、ブランドの生い立ち(歴史)、比較論を展開。
ブランド知識のない私には、面白く読むことができました。
何気なくブランドという言葉を使いますが、真髄は奥深いものなんだと。本物、って何だろうと考えさせられます。
一方で、エンジニアとしては、自分のブランドを築きたいと夢見ますが・・ -
≪目次≫
はじめに ーなぜこのバッグが欲しい?
第1章 ブランドの誕生ールイ・ヴィトンはいかにしてルイ・ヴィトンになったのか
第2章 希少性の神話ーエルメスの戦略
第3章 貴族のいない国のブランドーシャネルとマス・マーケット
第4章 ブランドとは女のものかー贅沢文明史にむけて
終章 「変わること」と「変わらないこと」
≪内容≫
ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルとラクジュアリー・ブランドの変遷を追いつつ、何が人々を「ブランド」信仰に走らせているのかを問うたもの。
〇ブランド現象は「贅沢の大衆化」
〇18世紀までのファッションは男のものであったこと -
『ブランドの条件』山田登世子。読了。メゾンブランドとデザイナーズブランド。ファッションに限ったことではなく、広義な意味でのブランドについて。仕事柄、為になる一冊だが、書かれたのが2006年。時代は早いもので、ここに書かれている
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軽く読めてブランドの歴史も知れておもしろかった。
ココ・シャネルについての話は少しは知っていたけど、エルメスとかは知らなかったので、ブランドの成立についても知れたのはよかった気がする。 -
メーカーにとってのブランドの在り方。保ち方。
ヴィトン、エルメス、シャネルをケースに、ブランドとは何かを語っている。
4章「ブランドは女のものか」での考察が興味深い。作者曰く、女は性差による役割分担によって、ブランドにとりつかれたそうな。それまでは男がブランドでの主役。階層もあるけど。
男が女にブランドものをプレゼントするのって、日本に限られていない話なのかどうか、示して欲しかった。
高級娼婦の話もあったけども。
女がブランド呪縛から解放される日は来るのか。個人的には来て欲しい。 -
ヴィトン・エルメス、シャネルを取り上げてブランドの条件を探求する。三つのブランドを巧みに比較していることで、理解が深まる。特にシャネルの章は勢いがあって面白かった(幾分シャネル贔屓の気がした)。
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ルイ・ヴィトンとエルメスとシャネル。
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ブランドの永続性とモードの儚さの魅力を知った。
「何も変わらないためには、すべてが変わらなければならない」 -
デモクラシーの国アメリカはブランド好き。ラベルがついていれば、それだけで喜んで買う。品質の違いのわかるような貴族的な美意識などフライドポテトには縁がない。こうして20世紀のアメリカで、もしこう言ってよければ大衆とブランドのミスマッチな結合が史上初めて成立をみたのである。
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若者、社会人、今日では中高生までブランドのバッグなどを持っている。ブランドの条件とは何なのだろうか。ブランド品とは、ぜいたく品である。「近づきがたさ」がブランドの条件である。近づきがたいものに近づこうとする。ブランドとは、希少性ということも重要だ。ブランド物には、偽物が多く流れている。ブランド物はとても高く売れるからである。ブランドだから買うという人も数多くいる。ブランドといえば女のものに思われるが、男もブランドを身につけている。
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ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルという有名ブランドの歴史やコンセプトなどを知ることができます。
読みやすく、面白いです。
著者プロフィール
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