国際連合―軌跡と展望 (岩波新書)

著者 : 明石康
  • 岩波書店 (2006年11月21日発売)
3.18
  • (2)
  • (14)
  • (46)
  • (6)
  • (0)
  • 本棚登録 :205
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310525

作品紹介・あらすじ

二一世紀に入っても戦争が相次ぎ、貧困や環境破壊は深刻化するばかりだ。人類の平和と福祉をめざす国連は、いま世界からの不信と期待の目に囲まれているといえよう。過去の成果は何であり、何に挫折してきたのか。今後の道筋はどう描かれるのか。元事務次長による定評ある入門書を、日本の加盟五〇周年を機に二〇年ぶりに全面刷新。

国際連合―軌跡と展望 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 329.33//A32

  • [配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2006110994、2006109993

  • ちょっと興味範囲と違った。

  • 国際連合発足からの主要な取り組みや
    その仕組みについて広く紹介する一冊。
    媒体上、止むを得ない点があることは分かるものの
    ひとつひとつの事象に対する掘り下げが薄く残念。
    とはいえ8章の事務総長にスポットを当てて
    国連史を振り返る内容は非常に面白く、
    こうしたコンセプトの詳細な書があれば読んでみたいと感じさせた。
    特にハマーショルドについては伝記にも触れてみたい。
    また9章の結びには共感させるものがある。

  • 平和と安全、途上国の開発、人権の三つを課題として取り組む国際連合がどのように生まれ発展してきたかを解説。国連が世界政府と一回きりの国際会議の中間的アイディアであることや、現時点では国際情勢を映す最良の鏡であり各国にとって窓であること、また米の上院下院のように総会と安保理があるといった話なんかが面白い。PKOの変遷や歴代事務総長の話も面白い。

  • 西ヨーロッパの地域でさえも、戦争を長い間なくすことが出来なかった。そして現代、戦争はなくなったけど、再びイスラム排斥による民族、キリスト主義が加速しているようです。そういう状況の中で、世界を平和のために管轄する組織を作る事は可能でしょうか? しかも、西ヨーロッパの理念の上で・・・。西ヨーロッパお決まりの民族、キリスト主義には、いつになったら学ぶんだという怒りもありますが、それも歴史なんだと思います。

  • THE・国際連合の入門書。実際に国連で働かれていた明石さんによる著作で、実情も踏まえられており、とても参考になる。

  • [ 内容 ]
    二一世紀に入っても戦争が相次ぎ、貧困や環境破壊は深刻化するばかりだ。
    人類の平和と福祉をめざす国連は、いま世界からの不信と期待の目に囲まれているといえよう。
    過去の成果は何であり、何に挫折してきたのか。
    今後の道筋はどう描かれるのか。
    元事務次長による定評ある入門書を、日本の加盟五〇周年を機に二〇年ぶりに全面刷新。

    [ 目次 ]
    第1章 国連の再生をめざして
    第2章 国連誕生への道
    第3章 冷戦時代の国連
    第4章 冷戦後の国連
    第5章 国連は「人類の議会」か
    第6章 国連と平和の維持
    第7章 人類の福祉を求めて
    第8章 事務総長と国際公務員
    第9章 国連と日本

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 国際系学部受験の小論文対策に購入。
    が、読んでないっていう…
    国連英検受けるからこれからでも読んでみます…

  • 国を一単位と考えた集合組織が国際連合だと言える。
    国際連合の担う役割は大きいが、問題点の方が多いということがわかる。
    しかし、不完全な組織であるからこそよりよくしていくために各国が協力していくという共通の目標があることがわかる。

    印象に残った箇所3つ。
    ?[1964年にはアジア、アフリカからの国連加盟国が56カ国となり、その比率は国連全加盟国中の50%に達した。これによって国連では、新興国による民族主義と、米ソ両国の対決から独立しようとする中立主義が、主流の勢いを示すようになった。]それまでの米ソの強大さが伺える。第三次世界大戦にならなくて本当によかったと思える。中流主義が大きくなることは、世界の発展・協力に役立つことだから、大きな岐路だったのではないかと思える。
    ?[国連総会での各国の一票は、人口数億人を有する中国、インド、アメリカも、人口10万人に満たないアンチグア、ドミニカ、セイシェルなども同じだという点。一見、不合理に思われることが行われるのは、国家主権が絶対であり、主権国家はその大きさや政体の如何に関わりなく権利において平等であるという、近代国際法と国連憲章の原理に基づいているからである。]人口の多い国の発言力が強いわけではないということは、よいことだと思うが、貢献度に対して恩恵がないということは、貢献する意味に疑問が生じてしまうことにつながり難しい問題だと感じてしまう。
    ?[国際公務員制度が抱えている問題。国連職員は国連のみに忠誠心を誓い、国際的中立性を守らなければならない。しかし、自国の国家的な利益と、国連によって代表される国際的利益が衝突する時はどうすればよいのだろうか。]個人のアイデンティティに絡む問題になりうるからこの問題は根深いと感じる。

全17件中 1 - 10件を表示

明石康の作品

国際連合―軌跡と展望 (岩波新書)はこんな本です

国際連合―軌跡と展望 (岩波新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする