本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004310525
みんなの感想まとめ
国際連合の発足からの主要な取り組みやその仕組みを広く紹介する一冊であり、特に事務総長に焦点を当てた章は非常に興味深い内容となっています。国連の歴史を振り返りながら、各事象についての掘り下げがもう少し深...
感想・レビュー・書評
-
展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 329.33//A32
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2006110994、2006109993
-
ちょっと興味範囲と違った。
-
国際連合発足からの主要な取り組みや
その仕組みについて広く紹介する一冊。
媒体上、止むを得ない点があることは分かるものの
ひとつひとつの事象に対する掘り下げが薄く残念。
とはいえ8章の事務総長にスポットを当てて
国連史を振り返る内容は非常に面白く、
こうしたコンセプトの詳細な書があれば読んでみたいと感じさせた。
特にハマーショルドについては伝記にも触れてみたい。
また9章の結びには共感させるものがある。 -
(後で書きます)
-
平和と安全、途上国の開発、人権の三つを課題として取り組む国際連合がどのように生まれ発展してきたかを解説。国連が世界政府と一回きりの国際会議の中間的アイディアであることや、現時点では国際情勢を映す最良の鏡であり各国にとって窓であること、また米の上院下院のように総会と安保理があるといった話なんかが面白い。PKOの変遷や歴代事務総長の話も面白い。
-
西ヨーロッパの地域でさえも、戦争を長い間なくすことが出来なかった。そして現代、戦争はなくなったけど、再びイスラム排斥による民族、キリスト主義が加速しているようです。そういう状況の中で、世界を平和のために管轄する組織を作る事は可能でしょうか? しかも、西ヨーロッパの理念の上で・・・。西ヨーロッパお決まりの民族、キリスト主義には、いつになったら学ぶんだという怒りもありますが、それも歴史なんだと思います。
-
国際系学部受験の小論文対策に購入。
が、読んでないっていう…
国連英検受けるからこれからでも読んでみます… -
国を一単位と考えた集合組織が国際連合だと言える。
国際連合の担う役割は大きいが、問題点の方が多いということがわかる。
しかし、不完全な組織であるからこそよりよくしていくために各国が協力していくという共通の目標があることがわかる。
印象に残った箇所3つ。
?[1964年にはアジア、アフリカからの国連加盟国が56カ国となり、その比率は国連全加盟国中の50%に達した。これによって国連では、新興国による民族主義と、米ソ両国の対決から独立しようとする中立主義が、主流の勢いを示すようになった。]それまでの米ソの強大さが伺える。第三次世界大戦にならなくて本当によかったと思える。中流主義が大きくなることは、世界の発展・協力に役立つことだから、大きな岐路だったのではないかと思える。
?[国連総会での各国の一票は、人口数億人を有する中国、インド、アメリカも、人口10万人に満たないアンチグア、ドミニカ、セイシェルなども同じだという点。一見、不合理に思われることが行われるのは、国家主権が絶対であり、主権国家はその大きさや政体の如何に関わりなく権利において平等であるという、近代国際法と国連憲章の原理に基づいているからである。]人口の多い国の発言力が強いわけではないということは、よいことだと思うが、貢献度に対して恩恵がないということは、貢献する意味に疑問が生じてしまうことにつながり難しい問題だと感じてしまう。
?[国際公務員制度が抱えている問題。国連職員は国連のみに忠誠心を誓い、国際的中立性を守らなければならない。しかし、自国の国家的な利益と、国連によって代表される国際的利益が衝突する時はどうすればよいのだろうか。]個人のアイデンティティに絡む問題になりうるからこの問題は根深いと感じる。 -
明石さんの授業を取ったときに読んだ。
最後の、国際連合の実態に失望するのはいいが絶望してはいけない、という感じの文が響いた。 -
国際連合を知りたい方に。
-
本書で書かれている内容は、国連の過去の業績や失敗、PKOについて、歴代事務総長の紹介と彼らの業績、国連と日本の関係、などなど多数。とりあえず国際連合の基礎知識を得るには十分すぎる一冊だった。読む間隔がかなりひらいしまい内容の定着率が悪いので復読の必要がある。いや読む間隔がひらいてないにしても定着率が悪かったかもしれない。難しかった。
特に印象的だったのは常任理事国の拒否権についての記述。拒否権を非難する人々は拒否権の存在そのものを非難するよりも、それが適用される範囲が広すぎるという考えを持っているらしい。もしも拒否権のない安保理ないし総会を考えたときに加盟国の中では大国よりも途上国の方が多数なわけで、3分の2多数によって国連の強制措置がとられると考えたときに、大国の反対にもかかわらずこうした強制措置がとらるならば大国のの財政的、軍事的もしくはその他の支援も得られないばかりか、大国に対して国連が強制行動をとることだって考えられる。しかし大国を相手に国連が軍事行動をとるとしたら、それは世界戦争になることはだれの目から見ても明白なこと。また世界の軍事力と経済力の相当数を占める大国に対抗する国際的警察行動に勝ち目のないことも明らかな話。拒否権は国連の総意が、加盟諸国の実力に裏付けられていないことを防ぐための「安全弁」みたいな役割を果たしているようなのだ〜。
自分の考えたことのないことについて深く説明されていたので自分がいかに国際社会に対して無知なのかを悟った。あと僕の心の中の「偉人集」に新たに第2代事務総長ハマーショルドが加わったことは言うまでもない。 -
ここ最近、国際政治に関する論考が新書で発売されるケースが多く目立つようになってきましたが、国連(日本語ページ:http://www.unic.or.jp/)について日本では中心的な人物でもあった方が書かれた書籍がついに出てきましたね。本屋さんでふらりと新書の書棚を見てみつけたのですが、大学時代に勉強した内容をおさらいしながら読もうと思ったので、手に取りました。しかも、この本の後ろに著者が寄せている謝辞の中に大学時代に3年間お世話になった恩師の名前が目に留まりました。もう一度その先生の教えが含まれた本に触れてみるのも良いかな?と思ったのでした。
日本人が国際連合に対して過剰な期待、もしくは幻想ともいえるのほどの思いを抱いていると昔から言われてきたことでした。国連に加盟して50年目であった昨年(http://www.unic.or.jp/message_relay/index.htm)。この国際機構を構成する主体が主権国家であり、加盟国とよばれる192にもなるそれら各々が自身の利益や世界的地位を最大化・最高化したいと欲しているがゆえの長所と短所を理解することも重要です。駆け引きと闘争の場であることを知ることが正しい理解への第一歩であることを教えてくれます。著者自身の経験から丁寧に書かれている国連にかかわる問題群の入門書とも言える本だと思う。
中でも、著者の明石康(http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/akasi.html)さんが、日本人初の国連職員であって、彼自身も国連の中から生え抜きで事務次長までつとめた方であるために、国連の内部で展開された政治的問題や紛争をめぐるやりとりや、歴代の国連事務総長(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B7%8F%E9%95%B7)の人柄や評判などを今までになかったような独特でライブ感ある表現がされていたことが印象的でした。
それほど大きな発見があったわけではないですが、世界を見る眼や、世界の中の日本の立ち位置、1956年に日本が国連に加盟したときの崇高な精神、など思考や精神的な部分で感銘を受けるところの多い書籍でした。設立されて60年をこえる歴史をかさねてきた国連が、その時々でいかなる性質の問題に直面し、それを克服したか、もしくは挫折したか。それらの経験を通じたlessons learntがどのようなもので、世界に住む個々人でも意識できるものなのか?を広く浅く触れてくれていると思いました。
軍事的・政治的・社会的・文化的・物質的な力の総合であるパワーが、個々の問題や政策をめぐって、衝突と融和を繰り返しながら、「人類の平和と安全保障の維持」という方向性を向かっていく。期待ばかりが先行してきた日本では、国連の実態も活動内容も、そして一番重要であるはずの結果も、一貫してしらされてきたわけではないように感じている私にとって、日本人の国際性を高めるために多くのひとに読まれて欲しい本だな〜、って思いました。
未来のことを語るよりも、今までの歴史を語っている点が、新書帯に書かれている文言と一致しません。この点は、やはり販売戦略として仕方ないかな?とも思います。ですが、組織そのものがトップに立つ人材によって性格や反応が違うことは官僚組織でも会社法人でも同じこと。この視点で国連(http://www.un.org/)を書いた点は新鮮でした。思考と意識の出発点として、動機付けとなる本です。自分の働いたお金(税金)が、国際機関で使われていることを意識しはじめてみると、そこで働いているエキスパートの人たちがどのような活動を行っているかも気になり始めると思います。そこまで自分の意識を連鎖・拡大させていくことも、今の自分にはもっと必要だなと思います。 -
ちょっと読みにくかったけど、常識が養えてよかった。現代史苦手なので、国連という視点からそれを順繰りに見ていけたのはためになりました。国連ってちょっと頼りないような感じに思ってたけど、やっぱりスゴイ組織なんだと思いました。理想はいつの時代にも必要ですね。
-
分類=国際政治・国際連合。06年11月。岩波新書。
この本が好きな人におすすめの本
明石康の作品
本棚登録 :
感想 :
