- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310525
作品紹介・あらすじ
二一世紀に入っても戦争が相次ぎ、貧困や環境破壊は深刻化するばかりだ。人類の平和と福祉をめざす国連は、いま世界からの不信と期待の目に囲まれているといえよう。過去の成果は何であり、何に挫折してきたのか。今後の道筋はどう描かれるのか。元事務次長による定評ある入門書を、日本の加盟五〇周年を機に二〇年ぶりに全面刷新。
感想・レビュー・書評
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展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 329.33//A32
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[配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2006110994、2006109993
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ちょっと興味範囲と違った。
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国際連合発足からの主要な取り組みや
その仕組みについて広く紹介する一冊。
媒体上、止むを得ない点があることは分かるものの
ひとつひとつの事象に対する掘り下げが薄く残念。
とはいえ8章の事務総長にスポットを当てて
国連史を振り返る内容は非常に面白く、
こうしたコンセプトの詳細な書があれば読んでみたいと感じさせた。
特にハマーショルドについては伝記にも触れてみたい。
また9章の結びには共感させるものがある。 -
(後で書きます)
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平和と安全、途上国の開発、人権の三つを課題として取り組む国際連合がどのように生まれ発展してきたかを解説。国連が世界政府と一回きりの国際会議の中間的アイディアであることや、現時点では国際情勢を映す最良の鏡であり各国にとって窓であること、また米の上院下院のように総会と安保理があるといった話なんかが面白い。PKOの変遷や歴代事務総長の話も面白い。
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西ヨーロッパの地域でさえも、戦争を長い間なくすことが出来なかった。そして現代、戦争はなくなったけど、再びイスラム排斥による民族、キリスト主義が加速しているようです。そういう状況の中で、世界を平和のために管轄する組織を作る事は可能でしょうか? しかも、西ヨーロッパの理念の上で・・・。西ヨーロッパお決まりの民族、キリスト主義には、いつになったら学ぶんだという怒りもありますが、それも歴史なんだと思います。
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国際系学部受験の小論文対策に購入。
が、読んでないっていう…
国連英検受けるからこれからでも読んでみます…