武田信玄と勝頼 文書にみる戦国大名の実像 (岩波新書)

  • 岩波書店 (2007年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004310655

みんなの感想まとめ

歴史の深層に迫る本作は、戦国大名の武田信玄と勝頼の実像を古文書を通じて描き出しています。特に、信玄が描いた「渡唐天神像」を通じて、彼の文化的背景や信仰心に触れられる点が印象的です。信玄の行動や同盟関係...

感想・レビュー・書評

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  • 武田信玄と勝頼、今読んで見て了解出来た事が三点。1.三人で揉めていた点(良い意味で)2.勝頼は、4番目。3.勝頼は相当ヤラレた様で有る。

  • 数年前に読んだ本の再読。武田氏の文書を例に、文書の読み方や、それに基づき歴史を叙述している。古文書の崩字は達筆過ぎて全く読めないので、少しは読めるようになりたいのが目標。

  • 2007年刊。著者は東京大学史料編纂所助教授。◆武田信玄・勝頼の古文書・書簡などを題材に、戦国時代の文書の読み方、解読の手法を解説しつつ、補足的に信玄・勝頼の政策について、著者の反通説的見解を一部開陳するもの。◇本書では、偽書分析、古文書読解術が興味深い。また、元亀2年には信玄は三河攻略はしていない点、信玄死後相当経過して、勝頼は上杉景勝と呼応するように信長に和議を申し出ている点(ただし、勝頼と景勝が一致して行動できているわけではないし、信長には一蹴されている。)は新奇か。

  •  表題は「武田信玄と勝頼」だが一般的な評伝ではなく、信玄や勝頼の発給文書の解読と分析が中心で、叙述こそ平易ではあるが内容はかなり専門的である。通説や俗説に対する批判が目立ち、「信玄ファン」や「戦国ファン」は不愉快かもしれない。専業の歴史学者が原史料を解読し、そこから情報を引き出して史実を確定していくプロセスの一端を提示している点に本書の最大の価値があろう。

  • 古文書って面白い。昔から日本って権利と権威と掛け合わせ社会なんだなと思う。

  • 鴨川達夫
    [東京大学資料編纂所]<http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/faculty/gyoseki_kamogawa.html

    【目次】
    第1章 信玄・勝頼の文書とは
    第2章 文書はこう読め
    第3章 文書はこう作られる
    第4章 信玄とはこんな男
    第5章 信玄・勝頼の歩いた道

  • ≪目次≫
    はじめに
    第1章   信玄・勝頼の文書とは
    第2章   文書はこう読め
    第3章   文書はこう作られる
    第4章   信玄とはこんな男
    第5章   信玄・勝頼の歩いた道
    おわりに

    ≪内容≫
    古文書の読み解きをしながら、武田信玄と勝頼に関する歴史を読み解いていく本。古文書学の読み解きの入門書のようだし(くずし字は別として)、武田信玄を手紙から、事実や性格などを見ていくけっこうスリルに満ちた本になっている。面白かった!学校図書館。

  • 文書はかつて何があったかを示唆するナマの証拠である.これを主たる材料として,私たちは過去の出来事の再現に挑む.「風林火山」で知られる戦国大名,武田信玄・勝頼父子の文書を読み解き,その人となり,滅亡に至る経緯を明らかにした一冊.文書の作られ方から丁寧に説き起こし,通説を根本から洗い直す.

  • 前半、文書の読み方は勉強になりました。
    後半がタイトル通り本編。
    著者独自の説は新鮮で非常に面白かった。信玄の意外な面も知れて良かった。
    でもこの本を信じると、結局武田を滅ぼしたミスを作ってしまったのは信玄という事になる。仕方ないんだけど。

  • 読みやすいのに書いてあることは結構難しい。でも読みやすい。
    文句なくオススメです。
    ていうか源助こわいよ源助。

  • いまNHKで風林火山をやっているので、結構マニアックな感じかと思って手にした。
    でも、史料の読み方見方がほとんどで、戦国大名の実情にまでは紙面が足りなかった。

  • 表題には武田氏について書かれているようになっているが、内容の大半は古文書の読み方についての内容。

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